2019年3月30日、日頃ご利用くださっている会員の皆さまに感謝の気持ちを込めて、Discova編集部主催の「JAL工場見学~SKY MUSEUM~」イベントを開催いたしました。普段は半年待ちになることもある大人気の工場見学に、特別企画をプラスした今回のイベント。
興奮冷めやらぬうちに!?イベントの様子をお届けいたします。
桜がそろそろ満開を迎える、週末の土曜日。
JALメインテナンスセンターには、この日を楽しみにしてくれていた会員さんが続々と集まってきます。ご参加くださったのは、東京、神奈川、千葉など関東近郊だけでなく、なんと大阪からわざわざJAL便に乗ってきてくださったツワモノの会員さんまで。
さぁ、みなさんのワクワクとともに「Discova会員限定!JAL工場見学~SKY MUSEUM~」のスタートです!
Discova編集部からの挨拶も早々に、通常の見学ツアーにはない特別企画として、現役客室乗務員である”あの”塩田さんの登場。実はこちらの塩田さん、特集ページにも登場しています!(日頃サイトをよーく見ていただいている方でお気づきの方も!ありがとうございます!)
せっかくなので、普段は見られない仕事カバンの中身を見せてもらいました!お客さま情報やマニュアルをチェックするiPad、機内でよく利用するマニュアルをまとめたノート、乾燥対策用のミストは必ずカバンに入っているそう。お客さまに感謝の気持ちを伝えるメッセージカードも常に持ち歩いているそうです。
続いて、会場の皆さんに質問を募集してみると、「機内での食事は、私たちと同じ機内食をいつも食べていますか?飽きませんか?」と会員さん。
この質問には、「客室乗務員の食事は、自分の担当するクラスのものが搭載されますので、私たちは担当するクラスの機内食を食べています。日本発便は定期的にメニューが変わりますからそんなに飽きることはないですね。
また、好みのふりかけや調味料を持ち歩いている乗務員もいます。ちなみに、皆さんに人気のコンソメスープは、レモンを少し絞ると『タイ風味』になっておいしいですよ。ご自宅などでぜひお試しください」なんておすすめアレンジまで教えてくれました。
さてお次は、航空教室。世界第5位の旅客数を誇る羽田国際空港や、飛行機について学んでいきます。「飛行機が飛ぶ仕組みは?」「機体の重さはどのくらいだと思いますか?」「どのくらいの燃料を、どこに積んでいるでしょう?」など、どんどん登場するマメ知識に、聞いている会員さんも「ふんふん」「へー!」の連続。
クイズも交えながら、楽しく学んでいきます。中には、メモを真剣にとっている会員さんもいらっしゃいました。
航空教室が終わったら、展示エリアでの自由時間。ここは体験コーナーも充実しているんです。
まずは、一番人気の制服試着コーナー。パパの影響で飛行機が大好きになったという男の子は「かっこいいパイロットの制服を着られて嬉しい!将来は飛行機に関わる仕事がしたいんだ」と照れながらの笑顔。お父さまも、念願叶っての工場見学だそう。
もちろん、客室乗務員の制服もあります。
制服ゾーンの隣では、最新のボーイング787型機のコックピット模型に座ることができます。
ビジネスクラスのシート体験ゾーンでは、春休みの思い出づくりに来られたという親子をキャッチ。ちょっぴり広いシートに「これならのんびりできそう♪」と、興味津々にシートのボタンをポチポチ。
「JALが大好きで、飛行機に乗る時は必ずJALを選びます!」と話してくれた女性が座るのは、客室乗務員にならなければ座れない、キャビンアテンダントシート。
チケット展示エリアでは、「小さい頃、1人で飛行機に乗っておばあちゃんの家に行っていたのを思い出しますね。チケットを大事にとっていたんです」と、歴代のチケットをじっくり見て楽しんでいらっしゃる会員さんも。
現在国内線ではQRコードの普及でボーディングチケットに触れる機会が減りましたが、以前は可愛らしいチケットもあったんですね。
JALの歴史をじっくり眺めていたのは、これからまさに就職活動を迎えるという大学生のお二人。半年先まで工場見学の予約が取れなかったところに、Discova会員限定イベントに当選して、今日この日を心待ちにしてくれていたそう。(就職活動、頑張ってくださいね!)
続いて・・・展示エリアを回ると、全部で5種類のスタンプを集められる場所がありました。
「飛行機に乗るたび、客室乗務員さんのおもてなしの姿勢や対応に、JALのことがどんどん好きになりました」という女性とお話ができて、思わず笑顔がこぼれてしまいました。
ここでしか買えないグッズがあるショップは、常時大賑わい。以前、工場見学に来た時はトートバックをゲットして、今日はタオルを購入したという女性の手には、大人気の『スカイタイム』(キウイ)も。
ぬいぐるみの「しろたん」は、種類や大きさも色々。どれも可愛くて、選ぶのが大変!
航空教室と展示ゾーンで存分に学んだところで、お待ちかねの格納庫へ。
「うわー!すごい!!!」
扉が開いた瞬間に目に飛び込んでくるのは、大きな飛行機。
こちらは、第一格納庫だそうです。
元パイロットや元客室乗務員の案内のもと格納庫を進んでいきますが、大迫力の飛行機に全員が大興奮。
次に進んだ第二格納庫では、片方のエンジンの取り外しが行われているところでした。エンジンが付いていない飛行機なんて、とっても珍しい光景です。
ヘルメットをしっかりと装着したら、格納庫に降り立ち、機体に接近します。
「かっこいいなー!」と、みなさん撮影に大忙し!
目の前にあるこちらのエンジンは、ボーイング777-300シリーズ。大きさはなんと小さめの機体のボーイング737機の胴体と同じ直径。座席が横に6席と通路まで入ってしまう直径というのだから、ものすごい大きさです。
そこで突然、「ところで、エンジンの表側に見えている22枚の波型プレート、1枚おいくらだと思いますか?」と、クイズが始まりました。
「180万円!」「300万円!!」という会員さんの予想に対し、
その答えは、驚きの「1枚1,000万円です!!!」
予想をはるかに上回る値段に、今日一番の「え~~!!!!?」というどよめきが。
ということは、全部で2億2,000万円。
すべてを合わせて、エンジン一つで30億超えという衝撃の価格でした。
格納庫の一番奥に進むと、そこには滑走路が広がっています。
2~3分おきに降り立ってくる飛行機。
「振動の少ない滑らかなランディングがいいランディングとは限らないんですよ。パイロットにとっては、定められた範囲にランディングするのがまずは目標ですし、雨や雪の日はスリップを防ぐために強めに地面に着地させています」
そんな豆知識まで教えてくれる格納庫見学は、耳も撮影も大忙しなので、40分という見学時間はあっという間です。
これにて「Discova会員限定!JAL工場見学~SKY MUSEUM~」2時間プログラムは終了です。
今回のイベントでは特別に、Discova編集部が「みなさんにぜひ使ってほしい!」と思いセレクトした、JALグッズのサプライズ土産もご用意。
「JALも旅も大好きなので、最高に楽しかったです♪」
「いい写真がいっぱい撮れました!」
「普段見れない景色に、興奮しっぱなしでした!」
「たくさん豆知識を教えてもらったので、これから飛行機に乗るのがさらに楽しみになりました」
そんなお声をたくさんいただき、Discova編集部としても嬉しい限り。
そして、Discovaを盛り上げてくださる皆さまと一緒に楽しい時間を共有できて、編集部一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
Discova編集部では、今後もさまざまなイベントを開催していく予定です。楽しみに待っていてくださいね。