旅といえば、行き先を決めて宿を探し、旅程を練って……と計画している段階からワクワクするものですよね!
しかし、最も重要な条件である「行き先」が、な、な、なんと、JALの「おまかせ」で決まってしまう前代未聞のサービスがあるのをご存知でしたか!?
その名も「どこかにマイル」。一体どういったサービスなのでしょうか? 謎を解明すべく、JALマイレージ事業部の春口さんにお話を伺いました。
ーー「どこかにマイル」はどのようなサービスなのでしょう?
春口:JALの飛行機に乗ったり、提携しているお店で買い物をしたりしてためられるマイルを、「国内線の往復航空券」に交換できるサービスです。
行き先は、お申し込みいただいてから3日以内に、JALが提示する4つの候補地からランダムに決まります!
「どこかにマイル」は、「どこでもいいから旅に出たい」「旅したい気持ちはあるが、どこに行ったらいいんだろう?」といったお客さまの声や疑問をきっかけに誕生したサービスです。おかげさまで、これまで約12万人のお客さまにご利用していただきました。
お客さまからは、「どこかにマイルのおかげで初めて◯◯に行って絶景を見た」とか、「行き先が◯◯になってどうしようと思ったけど、行ってみたら予想外に楽しめた」といった嬉しい感想がたくさん届いています。
ーー行き先がランダムで決まるってドキドキしますね?
春口:そうですね!お客さまにはそのドキドキ感を味わってもらうところから旅を楽しんでいただいています。
しかも、かなりお得なんです!というのも、通常の特典航空券をマイルと交換するには12,000マイル以上が必要です。でも「どこかにマイル」だったら、半分の6,000マイルで国内線往復航空券と交換できちゃいます。
行きたい場所の航空券に交換できるかはわかりませんが、これなら、「ちょっと賭けてみてもいいかも」って思いません?
ーー6,000マイルって、どのくらい旅行するとたまるんですか?
春口:たとえば、ジャルパックのツアーで、日本ーロンドンを往復1回ご搭乗いただくと6,214マイル、国内線なら、ウルトラ先得で東京(羽田)ー沖縄(那覇)を往復3回、かつ東京(羽田)ー福岡を往復2回ご搭乗いただくと、合計で6,128マイルたまります。
ちなみに、航空券やツアーを旅行代理店から購入してもマイルがたまることもあるので、お申し込みの際はぜひ旅行代理店の方に聞いてみてくださいね。
「どこかにマイル」5つのポイント
ーー具体的に、「どこかにマイル」ではどこに行けるんでしょう?
春口:どこになるかはお楽しみです。 検索すると、候補地としてJALオススメの場所が4つ提示されますが、もしそれらの場所に魅力を感じなければ「旅先を再検索する」ボタンを押すと新しい組み合わせが表示されます。
もし何度か再検索をしても候補地があまり変わらない場合は、往復の日時を変更すると候補地が変わりやすくなります。上限はありますが、再検索はかなりの回数できますので、より魅力を感じる組み合わせを探してみてください!
各候補地の「エリア情報」をクリックしてみると、名所・グルメ、イベントなど地域ごとの観光情報が表示されます。今の時期はイチオシの温泉も紹介されていますね。
ーーJALのマイルをためるために、まず何から始めたらよいでしょうか?
春口:「JALマイレージバンク」(JMB)に入会すればどなたでもマイルをためることができます。クレジット機能の付いていない「JMBカード」は、入会費も年会費も無料です。
ーー「どこかにマイル」の今後の展望についておしえてください。
春口:那覇・鹿児島発着で離島に行く「どこかにマイル 南の島」を展開中です。「那覇に行くついでに周辺の離島も訪れてみたい!」といった方にぜひ利用してもらいたいですね。
また、JR四国やJR九州と連携して「どこかにマイル」利用者限定で、特定区間のフリー切符とマイルを交換できるサービスも提供しています。訪れた土地を、より広範囲に楽しんでもらえれば嬉しいです。
旅って、それだけでワクワクするのに、行き先を「おまかせ」するなんて人生でなかなかない体験ですよね?しかも通常の半分以下のマイルで行けるなんてとってもお得。
さっそく私も、JALマイレージバンク会員になりました。まだマイルはたまっていないので申し込みはできませんが、「どこかにマイル」の4つの候補地は見ることができます。こっちも行きたい、あっちもおもしろそう、とマイルがたまったときの夢が膨らみます。
「どこかにマイルを使ったことがある人」「こんなところに行きたいな」など、ご意見をコメントで教えてください! また、興味のある人は、ぜひTwitterやInstagramで「#JALどこかにマイル」と検索し、のぞいてみてくださいね。