その地域にゆかりのある人をゲストに招き、ガイド本の1ページ目よりは少しだけマニアックな観光、グルメ情報を教えてもらう『故郷においでよ』シリーズ。
第2回は、シンガポールをご案内します。
今回お話を伺うゲストは、生まれも育ちもシンガポールで、2017年10月からJALコーポレートブランド推進部に所属している、エルドウィンさんです。
ひとことで表すと、「緑が多く、人の話し声でとてもにぎやかな国」です!
代表的な観光地である「マリーナベイ・サンズ」や「マーライオン」など、都会的な場所ばかりではなく、緑豊かな大きな公園など、自然に触れ合える場所もたくさんあります。
シンガポールは、人の話し声が四方八方から聞こえてとっても賑やか(笑)!
多民族国家であるため、マレー語や中国語、さらには中国の方言などが加わり、さまざまな言語でコミュニケーションが行われています。
多民族国家だからこそ、シンガポールのグルメは各国の味をミックスしたものが多いんです。インド系、マレーシア系、中華系......全体的には辛い料理が多いかもしれません。私は辛いものが苦手なんですけどね(笑)!
それでは、おすすめのグルメを紹介します!
Laksa(ラクサ)は、カレー味のスープに麺が入っているシンガポールグルメ。スープはスパイシーですがココナッツミルクも入っているため、ほんのり甘い風味です。
もう一つオススメしたいのは、Chilli Crab(チリクラブ)!辛い食べ物が苦手な人のために、チリソースだけではなくケチャップをベースにしたソースもありますよ。焼いたパンにソースをつけて食べてもおいしいです。
観光の初日は、食べ歩きを楽しむといいと思います!シンガポールグルメは、種類が豊富だから1日中食べ歩いていても飽きないはず。
食べ歩きをするなら、屋台が集まる「ラオパサ」にはぜひ足を運んでみてほしいです。
レインボーな見た目が目を引くケーキ、Kueh Lapis(クエラピス)です。小さい頃は、色ごとに一枚一枚割いて食べていました。これはマレーシアやインドネシアなど東南アジア地域発祥のお菓子です。
ふわふわした生地に、ココナッツの果肉が入っているKueh Tutu(クエ・チュチュ)もとってもおいしい。私がいちばん好きなケーキかも!
緑いっぱいの植物庭園、「HortPark」(ホート・パーク)です!
もともとは緑化計画の一環で造られた施設ですが、いまやシンガポール国民の人気スポット。週末になると、家族連れの遊び場としても賑わっています。
公園内に高架の橋が掛かっていて、ここから見渡す景色が本当に綺麗なんです。夜は、歩道がライトアップされてロマンチックな雰囲気になりますよ……!
カップルで訪れるにもおすすめの場所だと思います。
個人的に思い出の場所といえば、小さい頃に家族で行った「Haw par Villa」(ハウパー・ヴィラ)です。
「地獄」をモチーフにしたテーマパークで、西遊記など中国の昔話に出てくるキャラクターのオブジェがいたるところにあります。
お子さんを連れて行くと、きっと楽しんでくれると思います。
一点気をつけていただきたいのは、リニューアル工事中で入れないエリアがあるかもしれないということ。事前に確かめてから行くのをおすすめします。
1泊15,000円から20,000円で泊まれるホテルを2つご紹介します。
まずは、「Novotel Clarke Quay Singapore」(ノボテル・クラークキー・シンガポール)。ホテルの周辺にバーやクラブがあり若い人で賑わっています。
また、「Village Hotel Bugis」(ビレッジホテルブギス)もおすすめです。上野のアメ横や原宿の竹下通りに雰囲気が似ている「Bugis Street」(ブギス・ストリート)が近くにあるので、掘り出し物のショッピングも同時にできます!
シンガポールの名所やグルメをゆったり満喫しようと思ったら、3泊4日くらい滞在するのがおすすめです!
有名な観光スポット以外の穴場も巡りたいですよね。気になるスポットやグルメは見つかりましたか?
JALは、東京(成田)ーシンガポールの直行便を運航しています!
誰かの故郷を紹介してもらうこちらのコーナー、あなたが知りたい「故郷」はどこですか?またシンガポールの穴場スポットや行ってよかった場所などを、ぜひコメント欄で教えてくださいね。