搭乗日
2020年08月
アップグレードの痛い思い出
昨年夏、福岡発東京行、JL328便ボーイング787-8です。
GoToトラベルを利用した柳川旅行の帰り。少し早めに空港ターミナルに行ってチェックインし、ファーストクラスにアップグレードできるかセキュリティのところにいたJALの職員に尋ねてみると「現状では満席」とのこと。
まあ当然ですよね。しょうがないと思い、喫茶店で軽食を取り、黄昏のデッキで間近に迫る飛行機をゆっくり鑑賞して、そろそろセキュリティをくぐろうかなと思ったところ、
「お客様すみません、先程ファーストクラスを希望されたお客様ですよね」
振り返ると、さっき対応してくれたJALの素敵なお姉さん。
「実は今、当便で1席だけキャンセルが出たんです。今でしたらラウンジでお休みいただけますし、もしよろしければご利用なさいませんか」
このとき、私はJAL国内線ファーストクラスの価値を分かっていませんでしたし、この誘いが「驚愕レベルの幸運」であることを理解することもできなかったんですね。既に食事もしてしまって、気持ち的に諦めムードでアップグレードするつもりが失せていたので、なんと「断ってしまった」のです。
今になって思えば、このグランドスタッフのお姉さん、とてつもなく親切で乗客思いの女性でした。時間が差し迫って座席がキャンセル待ちに充当されれば、JGCプレミア以上を持っている人でないと、まず席を手に入れることはできません。
これは一生の不覚。当時はあまり国内線に乗ることがなかったですし、マイレージの仕組みも含めてイマイチ分かっていなかった。今ではあり得ない話です。
それ以降、ファーストクラスへのアップグレード成功は今日まで一度もありません。
この痛い経験をきっかけに、きちんとマイレージサービスの仕組みを調べ、購入する航空券も慎重に選ぶようになりました。それまでは単純に、運航される機種と、窓側かどうかしか見ていませんでした。
今はJGC入会を目指してフライトを重ねています。
クラスJでも十分に快適なフライトを味わうことができるのがJALの素晴らしさですが、クルーの方々と会話を楽しみながら、おいしい食事やお酒を堪能できるファーストクラスは別格でしょう。後で実際に体験してこそ分かった価値。
空を飛ぶ醍醐味が詰まったファーストクラス。またいつか乗りたいです。
#旅写真
GoToトラベルを利用した柳川旅行の帰り。少し早めに空港ターミナルに行ってチェックインし、ファーストクラスにアップグレードできるかセキュリティのところにいたJALの職員に尋ねてみると「現状では満席」とのこと。
まあ当然ですよね。しょうがないと思い、喫茶店で軽食を取り、黄昏のデッキで間近に迫る飛行機をゆっくり鑑賞して、そろそろセキュリティをくぐろうかなと思ったところ、
「お客様すみません、先程ファーストクラスを希望されたお客様ですよね」
振り返ると、さっき対応してくれたJALの素敵なお姉さん。
「実は今、当便で1席だけキャンセルが出たんです。今でしたらラウンジでお休みいただけますし、もしよろしければご利用なさいませんか」
このとき、私はJAL国内線ファーストクラスの価値を分かっていませんでしたし、この誘いが「驚愕レベルの幸運」であることを理解することもできなかったんですね。既に食事もしてしまって、気持ち的に諦めムードでアップグレードするつもりが失せていたので、なんと「断ってしまった」のです。
今になって思えば、このグランドスタッフのお姉さん、とてつもなく親切で乗客思いの女性でした。時間が差し迫って座席がキャンセル待ちに充当されれば、JGCプレミア以上を持っている人でないと、まず席を手に入れることはできません。
これは一生の不覚。当時はあまり国内線に乗ることがなかったですし、マイレージの仕組みも含めてイマイチ分かっていなかった。今ではあり得ない話です。
それ以降、ファーストクラスへのアップグレード成功は今日まで一度もありません。
この痛い経験をきっかけに、きちんとマイレージサービスの仕組みを調べ、購入する航空券も慎重に選ぶようになりました。それまでは単純に、運航される機種と、窓側かどうかしか見ていませんでした。
今はJGC入会を目指してフライトを重ねています。
クラスJでも十分に快適なフライトを味わうことができるのがJALの素晴らしさですが、クルーの方々と会話を楽しみながら、おいしい食事やお酒を堪能できるファーストクラスは別格でしょう。後で実際に体験してこそ分かった価値。
空を飛ぶ醍醐味が詰まったファーストクラス。またいつか乗りたいです。
#旅写真