搭乗日
2021年08月
JALは国民の翼であり続けてほしい
旅は「文化的行為」であり、自由で平和な社会でこそ実現する「社会的恩恵」です。
日常生活とは違った場所に行き、目新しいものを見て、初めて出会う人々と交流し、自分の属するものとは違う文化に関わる…これは人類の営みの中でも高次の「精神的活動」でしょう。
tricoにおいても、私はそういう認識でやってきました。
いつも思うのは、そのような旅という文化活動が、すべての人に開かれたものであってほしいということ。何かのカテゴリーで括られた、特定の人たちのためのものではなくて、すべての人々に機会のある、人生を豊かにするための手段であってほしい。そう強く願っています。
日本において、飛行機の利用が「年に1回未満」の人がどれくらいか御存知でしょうか。私の聞いたところではコロナ前でさえ7割だそうです。それだけ飛行機というのは、一般社会では特別な乗り物のままなのです。
空の旅の恩恵を、より多くの人々に拡大させたい。年に1度しか飛行機に乗らない人が2度3度と利用するようになってほしい。そんな思いで、いつもtricoの記事を書いています。
このフライトは以前にも紹介していますが、改めて話をします。
女満別に飛ぶJL567便は、227人も乗れる767に乗客が80人足らず。しかし、そこに何人もの「飛行機に初めて乗る子供たち」が居合わせたのです。
これから乗り込む767に向かって熱烈に手を振るかわいいお子さん。よく見ると、機長・副操縦士のお二人が、素敵な笑顔で手を振り返しています。なんと心温まる情景でしょうか。
きっと初めて乗るからには、ワクワクするのと同時に緊張もするはず。でも機内では、やさしいクルーの皆さんが様々な形で関わって、不安を取り除いたことでしょう。着陸後のアナウンスでは、その初搭乗の子供たちや赤ちゃんについて紹介があり、丁寧なお礼の言葉が添えられました。降機の際も、コックピットから機長がにこやかに手を振ってくれます。
これぞ、日航の旅の醍醐味です。
LCCが空の旅の敷居を大きく下げたのは事実ですが、LCCには絶対できないことがあるはずです。日航が今でもナショナルフラッグ・キャリアーであるなら、これからもその「できないこと」を大切にし続けてほしい。
そう思いつつ、来週のフライトを待っています。
#旅写真 #旅したくなる投稿3000件チャレンジ
日常生活とは違った場所に行き、目新しいものを見て、初めて出会う人々と交流し、自分の属するものとは違う文化に関わる…これは人類の営みの中でも高次の「精神的活動」でしょう。
tricoにおいても、私はそういう認識でやってきました。
いつも思うのは、そのような旅という文化活動が、すべての人に開かれたものであってほしいということ。何かのカテゴリーで括られた、特定の人たちのためのものではなくて、すべての人々に機会のある、人生を豊かにするための手段であってほしい。そう強く願っています。
日本において、飛行機の利用が「年に1回未満」の人がどれくらいか御存知でしょうか。私の聞いたところではコロナ前でさえ7割だそうです。それだけ飛行機というのは、一般社会では特別な乗り物のままなのです。
空の旅の恩恵を、より多くの人々に拡大させたい。年に1度しか飛行機に乗らない人が2度3度と利用するようになってほしい。そんな思いで、いつもtricoの記事を書いています。
このフライトは以前にも紹介していますが、改めて話をします。
女満別に飛ぶJL567便は、227人も乗れる767に乗客が80人足らず。しかし、そこに何人もの「飛行機に初めて乗る子供たち」が居合わせたのです。
これから乗り込む767に向かって熱烈に手を振るかわいいお子さん。よく見ると、機長・副操縦士のお二人が、素敵な笑顔で手を振り返しています。なんと心温まる情景でしょうか。
きっと初めて乗るからには、ワクワクするのと同時に緊張もするはず。でも機内では、やさしいクルーの皆さんが様々な形で関わって、不安を取り除いたことでしょう。着陸後のアナウンスでは、その初搭乗の子供たちや赤ちゃんについて紹介があり、丁寧なお礼の言葉が添えられました。降機の際も、コックピットから機長がにこやかに手を振ってくれます。
これぞ、日航の旅の醍醐味です。
LCCが空の旅の敷居を大きく下げたのは事実ですが、LCCには絶対できないことがあるはずです。日航が今でもナショナルフラッグ・キャリアーであるなら、これからもその「できないこと」を大切にし続けてほしい。
そう思いつつ、来週のフライトを待っています。
#旅写真 #旅したくなる投稿3000件チャレンジ