本日4月8日から12日まで、伊丹～羽田にJ-AIR E190が投入されます。
2014年にはこの区間の通常スケジュールで165人乗りJEXボーイング737-800がありましたが、今回は特殊な状況とはいえ「とうとう95人乗り投入か」と思っています。

大阪～東京のJ-AIRといえば、かつては伊丹～成田や関空～羽田がありましたが、今回は伊丹～羽田。先の2路線とは状況が異なるでありましょう。
けれども用務客が多そうなところに100席以下機が充当されるのは、日本では20年前に考えられていたようでした。

J-AIRより先にリージョナルジェットを就航させたフェアリンク（現IBEXエアラインズ）の当初の目論見は、50人乗りCRJを用いて広島西飛行場～羽田に就航。
市街地に近い西飛行場発着として、用務客に普通運賃で乗ってもらう。と、当時の航空雑誌で読んだ憶えがあります。

これが実現していたら、J-AIRもCRJで西飛行場～羽田に就航し、ビジネス客でびっしり埋まった客室もようが見られたのではなかろうか･･･。
そんなことを思い浮かべれば、伊丹～羽田のJ-AIRは「リージョナルジェットが当初目指した運航の姿」に近いものがあるのではなかろうかと。

私個人としては、伊丹～新千歳でのCRJ運航便の雰囲気（私が乗った2005年11月下旬の朝の新千歳発は、用務客ばかりでした）に近いなのかなと想像しています。

#J-AIR