#イントラムロス 域内に佇むユネスコ世界遺産の #サン・アグスティン教会 に辿り着きました。ちょうど夕暮れのミサの時間。私も英語の典礼に参加しました。
【マニラ紀行⑩-A】
以前から書いているように #マニラ は先の大戦で日米両軍が激しく衝突した場所です。アジアでも最大級の市街戦となり、巻き添えになった人々10万人以上が命を落とし、街は徹底的に破壊し尽くされました。1945年2月のことです。
芳醇なスペイン情緒を受け継いできたイントラムロスは、日本軍が要塞化して立て籠ったため、市民もろとも米軍による無差別砲撃の対象となりました。何もかもメチャメチャにされましたが、この教会だけが辛うじて持ち堪えたのです。
そういうわけで、この教会は戦争前から残るスペイン植民地文化の結晶として特筆すべき建物といえます。1993年 #世界遺産 に登録され、今日に至るまで #フィリピン の人々の心の拠り所として大切にされています。
発祥は1571年。総督レガスピがマニラを開港したときにさかのぼるそうで、ちょうど今年で450周年の歴史を誇ります。
もちろん現在ある建物は増改築されていますし、戦争被害からの復旧もなされているはずですから、当時のままの姿ではないでしょう。それでも、古きよき重厚な雰囲気と温かな威厳に満ちており、一見の価値ありです⛪
少しタガログ語の訛りがあるので、典礼のメッセージはなんとなくしか分かりませんでしたが、ローマ・カトリック教会の礼拝は原則として全世界共通。言語が違っても進め方は一緒ですので、何がどうなっているかは見当が付きます。
現地の方々の邪魔にならないよう、隅っこに座って参加しました。フラットなイメージのマニラ大聖堂とはまた違った、しっとりとした空間で、とても心が安らぎます。
ミサ終了後は、思い思いに席に座って瞑想している方々を気遣いつつ、静かに堂内を見学しました。周囲の壁・柱・天井には美しい彫刻が施され、非常に立派な造りです。あちこちにイエスや聖人たちの人形が飾られているのが目を惹きます。写真にあるのは聖モニカ(アウグスティヌスの母)の人形です。
しばらくしてキャンドル・サービスの時間となり、たくさんの人たちが蝋燭を持って外の駐車場に行進していきました🕯
建物のライトアップも素敵です。
#旅写真 #歴史探訪 #キラキラ
【マニラ紀行⑩-A】
以前から書いているように #マニラ は先の大戦で日米両軍が激しく衝突した場所です。アジアでも最大級の市街戦となり、巻き添えになった人々10万人以上が命を落とし、街は徹底的に破壊し尽くされました。1945年2月のことです。
芳醇なスペイン情緒を受け継いできたイントラムロスは、日本軍が要塞化して立て籠ったため、市民もろとも米軍による無差別砲撃の対象となりました。何もかもメチャメチャにされましたが、この教会だけが辛うじて持ち堪えたのです。
そういうわけで、この教会は戦争前から残るスペイン植民地文化の結晶として特筆すべき建物といえます。1993年 #世界遺産 に登録され、今日に至るまで #フィリピン の人々の心の拠り所として大切にされています。
発祥は1571年。総督レガスピがマニラを開港したときにさかのぼるそうで、ちょうど今年で450周年の歴史を誇ります。
もちろん現在ある建物は増改築されていますし、戦争被害からの復旧もなされているはずですから、当時のままの姿ではないでしょう。それでも、古きよき重厚な雰囲気と温かな威厳に満ちており、一見の価値ありです⛪
少しタガログ語の訛りがあるので、典礼のメッセージはなんとなくしか分かりませんでしたが、ローマ・カトリック教会の礼拝は原則として全世界共通。言語が違っても進め方は一緒ですので、何がどうなっているかは見当が付きます。
現地の方々の邪魔にならないよう、隅っこに座って参加しました。フラットなイメージのマニラ大聖堂とはまた違った、しっとりとした空間で、とても心が安らぎます。
ミサ終了後は、思い思いに席に座って瞑想している方々を気遣いつつ、静かに堂内を見学しました。周囲の壁・柱・天井には美しい彫刻が施され、非常に立派な造りです。あちこちにイエスや聖人たちの人形が飾られているのが目を惹きます。写真にあるのは聖モニカ(アウグスティヌスの母)の人形です。
しばらくしてキャンドル・サービスの時間となり、たくさんの人たちが蝋燭を持って外の駐車場に行進していきました🕯
建物のライトアップも素敵です。
#旅写真 #歴史探訪 #キラキラ
サン・アグスティン教会(フィリピン)