発見レポ
2022/01/01 15:33
【ヲタク的視点です】初日の出フライトJL4001便の航跡を見てみました。
通常、計器飛行方式(管制を受けて飛ぶ飛行方式)の定期便は航空路や出発到着経路を使用して飛行するのですが、今回は全てがイレギュラー!これは調整が大変なはずです。管制官にも感謝です。
成田RWY34Rを滑走路がオープンする午前6時から3分経過した6時3分に離陸し、そこから管制の誘導(レーダーベクターと言います)で館山の上空にあるFIX POINT「UTIBO」に到達。
ここは早朝深夜以外は羽田の出発到着機がごった返すところです。そこを16,000フィート(約5,300m)で飛ぶなんて!!もうヲタクは興奮です。

UTIBOで周回待機(HOLDINGと言います)をします。陸上のトラックのような周回をするのですが、これも公示されているホールディングパターンとは違うのです!日の出の位置に合わせて飛行方向をアレンジしているのです。これは管制からまあ長ったらしい指示が来るので、副操縦士さん、応答(リードバックといいます)大変だったでしょう。

陽が出たら、富士山を拝みに一路進路を西に取ります。残念ながらもう7時過ぎ。通常の定期便や、各社の富士山周回初日の出フライトでこの付近はごった返ししているので近づくことはできません。航跡から静岡VORに直行指示が出たと思います。高度FL200(2万フィート)にステップアップ。東京コントロールの管轄空域に入ります。

その後レーダーベクターで再誘導。Uターンして、伊豆半島の「SPENS」というところから成田に降りるための通常航路に戻るんです。ここで再度「東京アプローチ」の空域です。そしてなんと八丈島に直行です(笑)そういうルールなのですが、八丈島までいけるなんて幸せ。

八丈島VORからは再度ショートカットのためにレーダー誘導を受け、最終着陸進入の開始点「TYLER」に向かいます。成田は落下物防止のため海上でギア(車輪)を出します。他の空港よりもこのRWY34L/Rに入る時は下げるのが早いんですね。

そしてキャプテンの見事なマニューバーでRWY34Lにノーショックランディング!お見事でした。
#初日の出フライト #初日の出 #冬旅 #赤組 #パワースポット
成田国際空港(千葉県成田市)
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