来間島／パチャ(端)の石段

来間島東側にある、結構な高低差のある石段です。
島の東端にあるので、パチャ(端)の石段、と呼ばれているそうです。

松の木展望台の前に降り口があって、そこから降りて行くと来間港の横にあるパチャビーチに出られます。

石段を降りている途中には、オカヤドカリがたくさん！
蝶と一緒の動画も撮れました。

説明板には
「1970年ごろまでの島への物資・人の交流は、石段近くの浜に小船で乗り付けて石段を登り集落へ、島からの人や物資もまた、この石段を降りて浜から島外へと運び出していました」
とあります。
身軽な格好で上り降りしましたが、それでも結構大変だったので、物資を持ちながらの上り降りはさぞ大変だったろうなぁと思います。

その後、車社会への移行に伴い放置状態となっていたのを、市が来間大橋開通を契機に展望台や遊歩道を整備、この石段も2016年に遊歩道と連結、観光にも適応できるように復元工事を行ったそうです。
(タコ公園(以前投稿しています)から竜宮城展望台まで遊歩道が整備されているとタコ公園の掲示板で見ていて、松の木展望台から竜宮城展望台方面への遊歩道を歩き出してみたのですが、雑草が生い茂り、蜘蛛の巣が沢山あったので諦めました😅)

1980年ごろまでは来間小・中学校や青年会が陸上競技のトレーニングとしてこの石段で足腰を鍛え、「来間の選手はバネがあり優秀な選手が多い」と称賛されていたとのこと。

皆さまも、是非、旅の途中に足腰トレーニングを兼ねて、この石段を上り降りしてみてはいかがですか？
…今は、手前から来間港に降りて行ける道路も整備されているんですけどねw

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