🍽️話の種に・・・②@Bouillon Chartier

14時半を回った完全にアイドルタイムの時間帯。なのに35分待ちの行列。通された奥の広いホールもお客さんで満席🈵

聞こえてくるは大衆食堂らしいガヤガヤ音とギャルソン達が抱えきれず床に落ちるカトラリーの音。真っ白なタブリエを巻いてキビキビと動き、テーブルエリアごと担当者がいる。

サーブが早いだろうと2人してサジェスチョンムニュ(おすすめセット)を。オーダーテイクはテーブル上の紙クロスに暗号のような走り書き。

ロゼとキールを味わっている間に野菜スープ到着。よく煮込んである。ほんのり繊維があるのであの太い長ネギだろう。アラカルトで1€なら、8/10点といったところ。

しかしそこからがひたすら長かった！

メインが届かず、相席のステーキが次々届いたのでたまらず担当者を捕まえる。「お隣のプラ(メイン)は焼くだけ、あなた方のは煮込むからひと手間かかる。ご心配なく、すぐにくるから怒らないで！ 」という憎めないエクスキューズ。

絶え間なくやってくる客に1人で25〜30卓も担当するわけだからギャルソンにとって、ここは戦場だろう。よく分かる。入店も15時だったけれど・・・メインのプラが出てきた頃は16時過ぎ。〆のデセールでさえ30分待ち。食後のカフェを断り会計を済ませ出たらもう17時を過ぎていた。これはいただけない。。。

心配した安いファミレス系にありがちな薄っぺらな味ではなかったが、リヨンにある似た雰囲気の老舗ブラッスリーの方がクオリティもサービスパフォーマンスも良く、何より待たされない、とつい比較してしまった。

Bouillon Chartierは次に予定のある人、急ぐ人にはノンリコメンド。

写真①目を疑う安さと各地の伝統料理が並ぶ
写真②Soupe de légumes /野菜スープ
写真③Blanquette de veau/仔牛のブイヨンホワイトソース煮込み 7.5/10点
写真④Crème au caramel maison/ お店オリジナルのクレーム・キャラメル 7/10点
写真⑤: 手書き伝票ではなく卓上走り書き。

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