リタイア後の２月に夫婦だけの沖縄旅行をしました。
目的は一度も行ったことのない沖縄戦跡巡りと、
残波岬に行くことでした。
残波岬は数年前に亡くなった親友が、２０代の頃仕事で残波にホテルを建設するため福岡から単身赴任していたと自慢げによく話をしていたので、行ってみたいと思っていました。

彼は数カ月の滞在中残波岬の景色が大好きになってホテルが完成したら家族を連れて行くと、たびたび話していました。しかし彼は突然他界しました。
私は大好きだった親友からいつも聞かされていた
残波岬からの景色を、ずっと見てみたいと思っていました。リタイアして自由に動き回れるようになり、やっと実現しました。なるほど、彼が愛した景色を見て私も感動で涙しました。

そして幸運にも10月に再度沖縄に行けることになり、現役中に泊まったことのある日航アリビラにまた泊まることにし、とても嬉しく思い出の詰まったこのホテルを満喫することが出来ました。勿論残波岬にも行きました。

10月も泳げる沖縄の海やプールで大満足。
部屋に戻り、やがて薄暗くなっていく沖縄の海を眺めながらふと残波岬の方に目をやると、美しく光る燈台と共に、ぼんやりとした明かりが見えるので写真を撮り拡大すると、なんと親友が仕事をしたホテルにZANPAという文字が部屋の灯りで書かれて輝いていました。
毎夜なのかは知りませんが、私には彼が歓迎してくれているように思え、感動しました。

不思議に思える体験と素晴らしいホテルのホスピタリティを満喫できた、本当に楽しい今年二度目の沖縄旅行になりました。


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