発見レポ
2020/05/25 09:41
今日は、午後出社なので早めに投稿します。
何にしようかな?と思っていましたが、す~サンの投稿に炙られました。

当時はtrico編集部主催の工場見学からの帰り道、同じお金を払うなら少しでも長く乗っていたいと言う、一般人には理解不能と思われるかも知れない根性で窓の外を見ていました。

燃料給油のためのタンクローリーが作業を開始していました。

最初は、転動防止の車止めや作業エリアを設定していました。
次は、静電気を大地に逃すためのアース線を持って、車の前の方に歩いて行かれました。
車や人に引掛けられて外れない様に、カラーコンーで目印をしていますね。

さて、飛行機に給油?と思う人はいませんか?
次の動作は、タンクローリーと飛行機本体をアース線で繋ぎ、飛行中や着陸時に溜まった「不満」違った「静電気」をタンクローリーを介して大地に逃がします。
それが終わってから、いよいよ給油ホースを給油口に接続します。

アースの順番が逆になると、大地間への接地を忘れて給油作業中に火花が出るかも知れません。

ジェット燃料と言われるケロシンは、灯油と軽油の仲間に分類されます。
正確には、灯油に潤滑油分などを含ませた油です。
ガソリンほど気化はしにくいのですが、灯油ファンヒーターの様に気化したガスは着火します。
構造上、ポンプで汲み上げるため、圧力により気化したガスが発生する事を念頭にして作業をしています。
写真では、青い作業服の人です。
危険物の取扱を勉強した人の中には、灯油や軽油の取り扱いはガソリンより気楽と思う人もいるようですが、高速で大気中や地上を滑走するゴムタイヤは条件によって非常に静電気が溜まりやすいです。

心のぼやき「危険物取扱免許より危険人物取り扱いを勉強したい・・・」

#旅を夢見て #飛行機好き #旅写真 #お仕事の裏側拝見 #危険物取扱
広島空港(広島県三原市)
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  • うわぁ〜、詳しいお話、ありがとうございます😊
    勉強になりました。
    主人が、もう20年以上前になりますが、羽田空港の航空機給油システムの現場調整などの仕事で滑走路上の給油口、タンク、ローリーの近くで作業することがあり、火気厳禁でアース取ったりしていたという話を聞いていました。
    (滑走路に出て、飛行機を間近に見られるって言っていたので主人がちょっと羨ましかったです)

    危険人物には、近寄らないのが一番ですね♫
    いいね行ってみたい行った
    • 🔼滑走路上の給油口…って、「滑走路上」ではないですねw
      失礼しました😓
      いいね行ってみたい行った
    • 正確に言えば、エプロンに設けられている空港もありますね。
      流石に、ジャンボジェットではタンクローリーだと何台も必要になりますからね。
      地方空港は、便数が少ないのでローリーでも間に合うでしょうけど。

      制限エリア内での作業ですから、他のサービス車両や飛行機の移動で注意する事が多くて楽しめそうにありませんね。
      いいね行ってみたい行った
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