思ひ出てすべなき時は天雲の奥処も知らず恋ひつつぞ居る（詠み人知らず『万葉集』）

昨晩は、旧暦八月二十三日。下弦、弓張月。
台風接近で見えず。

いつかの秋の旅の写真を。

地上で雨が降っていても、雲の上は晴れ。
月も星も見えるのでしょう。

空の上から見る雲は、穏やかに見えても
常に形を変えて、一瞬で流れてしまう。

タイムトリップ。
時間を旅しているなあ、と思うのです。
一種のタイムマシンともいえるかも。

2016年10月の旅、羽田空港→新千歳空港への便にて。

本日は、旧暦八月二十四日。有明月。

二十四節気、寒露。
七十二候、鴻雁来(こうがんきたる)。

すこやかに、すてきな時間を。

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