北浦和西口から徒歩1分。すし鮮鮮。
ネタの素晴らしさは太鼓判を3つくらい押してもいいです。値段も明朗会計。
問題はオヤジのトークをどう評価できるかに尽きる。
僕は長年のそれなりに濃い付き合いなので「ジジイ、喋ってないで早く握れ」とか平然と言えてしまいますが、普通はそうもいかないでしょうし。
普通、お寿司屋の板前さんは握りながらのトークですが、この親父話が盛り上がると携帯電話片手に客席に出てきて喋り「板前」じゃなく「板より手前」になってしまったりしますから、そういうのも含めて楽しいと思える人か、はなからカウンターに座らずテーブルで予約して美味しいとこだけサッと食べるか。
今回なんて、「最初任すから適当に盛り合わせて」と言ったら「そんなことは出来ねー」と言うから、じゃあしゃーねーなと「中トロと赤貝〜」とかオーダーしてたら、段々「ああ、これも美味いから食べるべき」とか次々に出してきて、それっておまかせと何が違うんだよージジイともう無茶苦茶。
ますます「ジジイになって金を残す必要もなく(本人弁)」、使用人は長年居てこの親父を手のひらの上で転がす中国から来たおばちゃんひとりだけで「人件費も特にかからず、儲けた金は再びネタの仕入れへ」という親父だからこその、いい素材は一度食べてみて損はありません。
本当は意外にシャイでいい人なんだけどね。評価は分かれますので念の為。

写真は敢えてこの日頂いたマグロだけをチョイスしてみました。 #グルメ　#名物ジジイ