🇦🇲アルメニア 未知未知なアルメニア(72)【アララト山に見送られ、エレバンの帰途】 アルメニア旅の最終目的地の観光も終え、あとはエレバンに戻るのみ。エレバンまでは180kmあり、おっちゃんはもうスパートで、車をぶっ飛ばし、有終の美のウィニングランです。 夕陽が落ちる前、眼前にアララト山が、現れ、この旅の最後を祝福してるかのようです。 2時間ほどでエレバンの市街地まで戻っきました。8時です。ツアーだと12時と言われていたので、プライベートツアーで大正解。おっちゃんにはスーパーで降ろしてくれと頼んでありましたが、夕方のラッシュアワーで渋滞していて、おっちゃんが、「ここで降りてくれ～」と言うので、車を降りて、お互い手を振り合い、車は行ってしまいました～おっちゃんとは感動的な別れにはなりませんでした...呆気ない別れです。 ホテルに戻って荷物を受け取り空港に行くまで、あと3時間。スーパーの2Fのフードコートで、アルメニアのボルシチは旨いとのyoutubeも見ていたので、アルメニア最後の食事は、人生初のボルシチとします。 10分後わブザーが鳴ったので、取りに行ってきます。ボルシチなら間違いないだろうと1口スプーンで口の中へ。「マズイ!!」、こんなものアルメニア最後の食事にできるかぁ～と瞬間湯沸かし器のように怒りが沸騰します。 Googleで、まだ未開地のスーパーの裏のエリア、600m先にレストランがあるみたいです。このスーパー、ホテルから共和国広場の反対側なのでかなり離れています。更に600m。100%コロリクが無いのは分かっていますが、最後の喘ぎをして自分を納得させたいという思いで、最後の力を振り絞り、暗がりの路地を歩き出します。 #穴場スポット #おみやげのススメ #旅写真 #旅まとめ #旅エピソード #jaltrico

🇦🇲アルメニア 未知未知なアルメニア(65)【火星のような荒野、険しい岩肌の道】 アルメニア最後の観光スポットに向けて、荒涼とした火星みたな一本道を、おっちゃんはぶっ飛ばします。 途中、いくつもパラソルが並ぶ道に差し掛かると、おっちゃんは急に車を停め、ドアを開け、いそいそと出て行ってしまいます。暫くすると大きなビニール袋を抱え、「旨いぞ～」と桃を渡され、おっちゃんと同じように、そのまま、ガブつきます。 「うめぇー、甘い、みずみずしい!!」、絶句です～ こんなに旨い桃、初めてです。おっちゃんも、こちらの顔を見て相好を崩します。「うめぇーだろ!?」、おっちゃんは、窓から食べかすを投げます。見習って、窓から投げます。2人でこれがアルメニア風さって笑い焦げます。「郷に従え」は、距離を縮めるいい教訓です。空腹の身に桃が染み渡り、元気になってきます。 いつしかフロントウィンドーから見える景色は、山道で、だんだん険しい岩肌が飛び込んで来ます。日本には無い絶景です。いよいよ、最終目的地の大トリへ近づいています。 #穴場スポット #旅写真 #旅まとめ #旅エピソード #jaltrico

🇦🇲アルメニア 未知未知なアルメニア(64)【水しぶきが眩しいシャキ滝】 ロープウェイから戻り、おっちゃんとの時間の再開(再会!?)です。幹線道路に戻り、10分も走っていると、さっきまでの暗雲はどこかに吹きさり、雲一つない快晴に様変わり。強烈な日差しで、半袖Tシャツへ。 幹線道路をから外れ、未舗装の道へ。おっちゃんの黒のカムリにはキツイ道です。このカムリ、なんとハイブリッドなんです。海も無い山国のアルメニアにどう流入してくるのかも不思議です...ロシアとの関係からレニングラードのトヨタ工場(ウクライナ侵攻後撤退)から、はたまたシベリア鉄道ルートか、気になります。 シュニク郡にある「シャキ滝(Շաքիի ջրվեժ)」に到着。タテフを削って大峡谷を作り上げたヴォロタン川の大流域の一部が、この滝を作り上げました。シャキ滝は、アルメニアで2番目に高い滝で、高さは18メートルです。 おっちゃんは、また、いつものように「ここにいるからな」の一言で、どこから行けばいいかすら、言ってくれません。1人がやっとの坂道らしきがあるので、遭難覚悟で登っ行くと、小川に並行しているので、滝のある方向のようです。 10分程歩くと狭いエリアに30人近く観光客がいるのが見えます。普通、滝に近づくにつれ、滝の轟音が聞こえてくるのに聞こえません。 滝が現れます、「ちっちゃい!!」、これじゃ轟音になりません。ツアー会社の写真だともっと大きかった気がします... 水量が違います。夏場は乾燥していて雨も降らないので、水量がないのかもしれません... 滝の横に滝伝いに登れる道があります。横からだと、水しぶきの飛沫が見えます。太陽の光に反射してキラキラに光っています。伝説によれば、この滝は、太陽に恋をしたシャキという名の美しい少女が愛を証明するために崖から飛び降りたとされています。彼女もこのキラキラを見たのかもしれません。 アルメニア最後の目的地に向かう為、おっちゃんの車に乗り込みます。 #穴場スポット #旅写真 #旅まとめ #旅エピソード #jaltrico

🇦🇲アルメニア 未知未知なアルメニア(54) 【景色が素晴らしい山道】 アララト山が視界から消えるのと同時に、道は平坦から、高度を上げ山道へ。エレバンから240km離れたタテフへ向かいます。 目の前に広がる光景は、日本では決して見れない雄大で、途中、途中、岩肌が鋭く、見ていて飽きません。 おっちゃんがいつものコーヒーを取り出し、「まぁ、道中長いから、コーヒーでも飲めや！」とコーヒーを受け取ります。カップ式で、上からストローでさすタイプです。このコーヒー、ビターな苦味と、甘さ控え目で、結構いけるんです。旨いと伝えると、「うめーだろう、日本には無いだろう?!」と決めつけてきます。 タテフは、超ハイライトスポットなので、日本にいる時から、毎日、天気をチェックしていますが、予報はずっと雨なんです...雲行きが怪しくなってきました。 #穴場スポット #旅写真 #旅まとめ #旅エピソード #jaltrico

🇦🇲アルメニア 未知未知なアルメニア㊼ 【アルメニアは犬がいっぱい!! 遺跡の番犬!?】 エレバンには、野良猫や野良犬がいませんが、郊外には、犬がいっぱいいます。首輪をしていませんが、野良犬ではなくて、飼われている番犬のようです。観光スポットの駐車場には、必ず、何匹かいます。 みんな日本では見られない犬種で、大きくて、カワイイです。だいたいみんな寝てるので、挨拶ができません。起きていても、近寄ってもこないし、モフモフできなくて残念です。 大人しいのですが、大きい犬が怖い人には気が気でないみたいです。吠えた犬はいません。中国人観光客は怖がって逃げていますが、アルメニア人は、全然、眼中になく、犬との接し方というか距離感は身に染み付いています。アルメニアの歴史が始まる以前から、異民族の侵略からの自衛として、犬と付き合ってきた長い歴史があるのだと思います。 犬達は、昼間は大丈夫だと思って、夜に備えて寝ているように思えます。ご主人様の家と遺跡を守っているんです。 #穴場スポット #旅写真 #旅まとめ #旅エピソード #jaltrico

🇦🇲アルメニア 未知未知なアルメニア㊺ 【エレバンには猫がいない!! アルメニャア】 キャットブレイクです。「アルメニアネコ歩き」といきたいところですが、エレバン中心部には猫がいニャイんです。何も無いエレバン、同じく猫もいませんこれじゃ、岩合さんもロケに来ないです。 郊外の観光スポット3ヶ所で、やっと3匹発見です。この貴重な3匹、全然、撮影に応じてくれません。いつもの「いい子だね～」は、通じません。散々、アルメニア人からは、「どこから来たの!?」って聞かれましたが、猫達には興味が湧かないみたいです。 猫好きが少ない国、アルメニア、「アルメニャン」はこの3匹のみです。みんな子猫です。写真①④(同一猫)は可愛かったです～ #穴場スポット #旅写真 #旅まとめ #旅エピソード #jaltrico