そのお店は、
函館の閑静な住宅街の片隅にあります。
ロワゾー・パー・マツナガ。
店内に足を踏み入れると、
JAL‘sサロンのような気品のある、空間。
柔かなマダムは、まるで先任様。
今宵は、マダムに全てを委ね、
お酒のペアリングもお願いしました。
選んだメニューは、テロワール。
フランス語で、大地を意味する言葉。
北海道の山や海で採れた恵を、
シェフが、一つの物語に奏でていく、
そんなお料理の数々。
食前のお楽しみ、
噴火湾のホタテ、フラン、カボチャのポタージュ。
素材の可能性を最大限に引き出した、
マツナガマジック、おかわりしたい位。
スタートから、期待させてくれます。
ブリの燻製、柚子の香り。
余分な脂が抜け、香りをまとったブリに、
パセリのピューレと、芽セロリのソースが、
絶妙なアクセント。
フォアグラのポアレ。
濃厚なフォアグラと爽やかな無花果、
マツナガで、最高のマリアージュ。
マゾイのソテー。
皮はパリッと、身はふわっと。
添えられたのは、贅沢な
伊勢海老のアメリケーヌソース。
ちと、シマカンのラメール気分。
エゾジカのグリル。
赤身を最適な加減で焼き上げ、
そこに、ニラとフォンドボーのソース。
北海道の果てしない大空と広い大地が、
目を閉じると浮かんできます。
全てのお皿に散りばめられたのは、
北海道の草花、もちろん食べられます。
まさに、お花畑のステージ。
〆のシャンパンのジュレは、
パチパチと気泡の音がする。仕掛け。
遊び心も、スマート。
まるで、地上のファーストクラスでした。
最後、帰り際には、お店からのメッセージ。
どこからどこまで、JALっぽい。
インター欠乏症が、この瞬間、消えました。
シェフ、マダム、ご馳走さまでした。
マツナガさん、料理はもちろんですが、
雰囲気や、スタッフのおもてなしも、
行き届いた素敵なお店です。
さすが、JALが選ぶお店に間違いないです。
是非行ってみて下さいね。
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