福岡から飛ぶ #天草エアライン の102便(JAC機材)ATR42-600です。ちょうど1年前の今日になります。
#TRAICY 企画の天草1泊ツアーに抽選で当たったため、搭乗機会をもらうことができました。こういうコミューター機に乗るのは本当に久しぶりのことで、恐らく20年ぶりくらいでしょうか。
天草エアラインといえばイルカの姿をした「みぞか号🐬」で知られていますが、この日は調子が悪くて整備中とのことで、JACからリースされた同じ機種で運航となりました。乗務員は天草エアラインの方々です。
「みぞかちゃん」の姿が見られず残念でしたが、JACの #ATR42 も初めてでしたので楽しみな気持ちは一緒。大型ジェットに慣れた身からすると、このワクワク感はたまりません。
間近で見るATRは実に美しい形でした。滑らかな流線形をしていますが、それでいて実用的で無駄がなく、外見からも機能的な旅客機であることが窺えます。プロペラ機といえど最新技術が使われており、それは黒く塗られたプロペラのブレードを見ると分かります。騒音を抑えつつ最大効率を上げるために、流体力学的な工夫を施された独特な形です。主翼が天井の上にあるので、どの座席でも景色がよく見え、遊覧飛行にうってつけの機種でもあります。
搭乗は昔のレシプロ旅客機のように後ろのドアからタラップで。少しレトロな雰囲気もあり最高ですね🧐
垂直尾翼の鶴丸を目の前で見るなんて、大型ジェットの搭乗では絶対にできない体験です。他のお客さんたちも物珍しそうに飛行機を眺め、思い思いに #旅写真 を撮っていました。
機内に入ってみて、確かに「小さいなあ」と感じましたが、着席してみると意外に座席はスペースがあり、短距離の移動であれば十分に快適。座席番号は忘れてしまいましたが、主翼の後ろで動翼の様子がよく見えました。
JACの機材ですが、パンフレットなどはAMXのものに差し替えられており、サービス内容はAMXに準じたものです。
離陸すると眼下に福岡の街並みが広がり、しばらくすると有明海の海苔養殖の様子が見え、そして雲仙・普賢岳の壮大な眺めが迫り #自然 の息吹を感じます。最新ジェット機に比べれば騒音・振動は大きめですが、それほど気になるものでもありません。
着陸時は風の影響で揺れが出て、ちょっとドキドキしました😅