東京→仙台での速い新幹線には、所要1時間31分の列車があります。
いっぽう羽田空港→仙台空港の航空便は・・・終日無し。1985年に休止となったとのこと。
博多→鹿児島中央での速い新幹線には、所要1時間19分の列車があります。
では福岡空港→鹿児島空港の航空便は、48席あるターボプロップ機で1日1便飛んでいます。
そちらの2023年度利用率は79.5%。客席には38人が居ることになり、片や空席は10席程度。
近年福岡~鹿児島や東京~富山・金沢・福井に新幹線が走り始め、主要駅間なら新幹線の利便性が断然有利といわれていますが、それでもこれらでの都市間航空便は残っています。
例に挙げた東京~仙台・新潟の航空便が無いのは、私が察するに「航空移動がまだ一般的でなかった時代に新幹線が通り、空路を選ぼうとする層がいなくなる。→航空会社はもっと儲かる所へ機材を充てるべく、新幹線競合路線は休止」ということで、これが現在にも続いているのではないかと。
けれども近年の新幹線開通は、既に航空移動が多くなっていた時代。
この辺りのことはえちごトキめき鉄道社長さんブログで見られ、空路に対する考えも変わって上記路線のような存続があると思います。
鉄道が便利になろうが、空港のほうが近いとか利便性が好いとか、あるいは航空移動を好むとか。
そして以遠への乗り継ぎの利便性を考えたら、やはり飛行機を求める層はいます。
10年位先には札幌~新函館北斗に新幹線が通り、札幌~途中在来線乗り換え~函館に於いて所要1時間30分位となりましょうが、近年の例に倣えば丘珠空港~函館空港空路は存続を求められましょう。
出来れば朝・昼・夕の3往復・・・2030年代半ばはそうなってくれたらいいなあ。
#JAC #HAC