サンフランシスコに住む義妹夫婦と一緒にラスベガスへ2泊の旅に出たときのこと。1日はグランドキャニオンへと足を伸ばした。ところが朝から天候に恵まれず、売店で急遽買い求めたビニールのカッパを着て、小雨と濃霧の中、サウスリムを歩き始めた。肝心の景色が霧で全く見えず、日頃の行いが悪いせいかと己れを呪ったが、やがて雨が上がり、霧も徐々に晴れ始めた。すると、かなたの霧のスクリーンに自分の影が映るブロッケン現象に出会った。その神秘的な景観に驚いて佇んでいると、やがてそれも消えて、今度ははるか眼下にコロラド川が流れる大パノラマが広がっていた。その時の感情の震えは、今も忘れられない。 #発見レポ #旅行 #自然 #ブロッケン現象 #グランドキャニオン #jaldiscova #絶景 #米国 #アメリカ合衆国 #USA
