神楽坂は、江戸情緒が残る粋な街です。メインストリートである神楽坂商店街のゆるやかな坂道からそれぞれ○○横丁と名前が付いた数多くの路地が枝分かれし、そうした路地裏にはどんなお店があるのだろうというワクワク感を抱かせてくれます。 中でも穴場として紹介したい「しゃぶ屋」という店は、本多横丁を入り、2本目の路地の突き当たりにある古民家の2階。ここは、かつて人気のあった伝説的な芸者おかる姐さんの住まいだったところなのです。 今でも20人ほどの芸者がいる神楽坂は、東京六花街(神楽坂の他、日本橋人形町、新橋、赤坂、浅草、向島)の一つに数えられる花街の歴史があり、一方、戦後、フランス国営による日仏学院の設立以来、フランス人を中心に外国人が集まるようになり、フレンチレストランやカフェ、洋菓子店が次々と開店し、独特の街の雰囲気が醸成されてきました。路地裏の石段などパリのモンマルトルに似ているというフランス人もいるほどです。 お店では、おかる姐さんの住まいの雰囲気を残しつつ、様々な素材(肉、海鮮、野菜)から希望のものをしゃぶしゃぶで食べさせてくれます。特に最初に大根をピーラーで刀削麺のように鍋に削り入れるというパフォーマンスがあり楽しめます。 #穴場スポット #古民家レストラン #隠れ家レストラン #江戸情緒 #グルメ