🇦🇲アルメニア 未知未知なアルメニア㊷ 【アルメニア観光のハイライト、風光明媚なセヴァン湖と2つの教会】 前回まで何回かにわたってお届けしましたセヴァン湖の2つの教会、「聖使徒教会(聖アラケロツ教会)」と「聖母教会(聖アストヴァツァツィン教会)」は、総称して「セヴァナヴァンク(Սևանավանք)」と呼ばれます。 アルメニア観光のハイライトなので、アルメニアに来てセヴァン湖に足を運ばない観光客はいないと言われています。確かにここが一番、観光客も多いです。圧倒的にロシア人が多いです。ロシア語も通じるし、彼らは、旧ソビエト連邦ということで、自国気取りです。 アルメニアは、旧ソビエト連邦の前から、歴史上、長きに渡って、モンゴル帝国、ティムール帝国、アラブから侵略を受け続けてきました。侵略後、何度も修復され、現在に至っています。 セヴァン湖をバックにしたこの2つの教会は、アルメニアの紹介によく使われています。ロシア軍(ロシア人観光客)に解放された瞬間に撮影を試みます。アルメニアの真珠(セヴァン湖)と、セヴァナバンク(2つの教会)は、アルメニアの歴史がぎゅっと詰まっているスポットです。 #穴場スポット #旅写真 #旅まとめ #旅エピソード #jaltrico

🇦🇲アルメニア 未知未知なアルメニア㊶ 【内部は差し込む神聖な光に照らされた精緻な装飾】 「聖母教会(聖アストヴァツァツィン教会)」の内部は、こじんまりとしていますが、祭壇の装飾が煌びやかに存在感を放っています。 近づくと、かなり細かく精緻な装飾が施されいます。ソビエト連邦時代の取水による水位低下が無ければ、ここは湖に浮かぶ島でした。祈りを捧げるために、船で渡った信者は、この教会に1歩足を踏み入れると、煌びやかなこの祭壇の畏敬の念を抱き、更に信仰が深まったと思われます。 今や観光地化し、祈りの場としての地位が低下しているのかももしれません。静寂な内部に天窓からの光の差し込みが、神聖な趣きを誘っています。かつて島であった時に、訪れたかったと悔やまれます。 #穴場スポット #旅写真 #旅まとめ #旅エピソード #jaltrico

🇦🇲アルメニア 未知未知なアルメニア㊵ 【角度によって見え方が違う半島の頂上に建つ教会】 十二使徒に献げられた「聖使徒教会(聖アラケロツ教会)」の10m上に、聖母マリアに献げられた「聖母教会(聖アストヴァツァツィン教会)」があります。こんな近くに違う理由で建てられた2つの教会があるなんて不思議です。 「聖母教会(聖アストヴァツァツィン教会)」の方が高い位置にあるので、こちらの教会の方が、セヴァン湖をバックにしたカメラ写りがいいので、ここはロシア人に占拠されています。グループ好き放題に占拠しています。30分経って、ようやく退きました。 黒とオレンジのモザイクの屋根が独特なデザインでトレードマークでもあります。角度によって、いろいろな表情を見せるのも特徴的です。内部ばどうなっているか気になります。 #穴場スポット #旅写真 #旅まとめ #旅エピソード #jaltrico

🇦🇲アルメニア 未知未知なアルメニア㊴ 【セヴァン湖のかつては島に建つ教会】 セヴァン湖の魅力は、湖そのものではなく 、「セヴァナヴァンク(Սևանավանք)」と呼ばれる2つの教会群です。湖に突き出た半島の高台にあります。 301年にティリダテス三世がキリスト教をアルメニアの国教とした後に、セヴァン湖に浮かぶ島に建てられました。ソビエト連邦時代、スターリンの頃からセヴァン湖の人工的な用水摂取が始まり、水位は約20メートルも下がり、湖に浮いていた島は半島に変わってしまいました。現在も素晴らしい景観ですが、島の時はもっと素晴らしかったと容易に推測できます。20mはビル7階分に相当します。水位と共に面積も縮小しているので、ソビエト連邦前には、今とは全く違っていたはずです。自然破壊と景観破壊を平気に断行していたソビエト連邦は冷徹だったんだろうと思ってしまいます。 この教会は、2つの教会のうち手前にある方で、十二使徒に献げられた「聖使徒教会(聖アラケロツ教会)」です。アルメニア教会の伝統的な建築様式で、こじんまりしたものの、素晴らしい外観です。 #ノスタルジー #穴場スポット #旅写真 #旅まとめ #旅エピソード #jaltrico #投稿マスター選手権

🇦🇲アルメニア 未知未知なアルメニア㊳ 【アルメニアの真珠、セヴァン湖】 「ストーン・シンフォニー」、「ゲカルド修道院」、「ガルニ神殿」と世界遺産を続けざまに観光し、おっちゃんは山道を下り、一旦、エレバンに戻り、北東方向に進路を変え、平坦な一本道を飛ばします。 約60km先の「セヴァン湖(Սևանա լիճ)」に向かって、おっちゃんのレーシングドライバー魂に火がつき、大谷とスピードを争っているのかのごとく100マイル(160km)で飛ばします。前に車がどかなければ、大谷のスイーパーに劣らない鋭利な針路変えです。慎重な山道での運転の憂さ晴らしか、おっちゃんは、グイグイ飛ばします。 ハラハラの30分後、到着しますが、車を降りると、足がガクガク。渋谷のスペイン坂のような坂道を登り始めますが、さすがセヴァン湖はアルメニア観光のハイライト中のハイライトなので、スペイン坂並の人混み、途中、双方向では歩けず、順番に階段や坂を登ります。 坂を登ると、広大なセヴァン湖が眼下に広がっています。アルメニア最大の湖で、面積は琵琶湖の2倍で、なんとアルメニアの国土の約5％を占めます。湖畔には9世紀に建てられたセヴァン修道院や、ハチュカルの立ち並ぶ光景が見られます。 セヴァン湖は、ソビエト連邦連邦時代の開発により、水位が低下し、以前よりもその面積は小さくなっているといわれています。ソビエト連邦時代は、いろいろな川や湖が干上がって、地図から消えましたが、セヴァン湖は、なんとか残りました。 訪れている人々は、大半はアルメニア人ですが、ついでロシア人が多く、我が物顔で撮影スポットを大集団で占拠しています。ロシア人はアルメニアの各地の観光地の撮影スポットをウクライナ侵攻のごとく長く陣取ります。かなりの迷惑行為です。 30分待ってようやく、セヴァン修道院の写真を取り始めます。 #穴場スポット #旅写真 #旅まとめ #旅エピソード #jaltrico #投稿マスター選手権