天領日田豆田町に行ってきました。天領時代に町人地として発展した豆田町とその周辺は、住時の地割りをよく残し、伝統的な建物が群として良好に残っていることから、約10.7ヘクタールの範囲が平成16年12月10日に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。南北2本の通りと東西5本の通りからなる整然とした町割や、街区の敷地割は、江戸初期の城下町建設時の形状を引き継ぐものです。豆田町では明和9年(1772)や明治13年(1880)、明治20年(1887)に大火があり、火災を契機に、茅葺の町家が居蔵造(いぐらづくり:瓦を葺いて木部を土で塗りごめる造り)へと変わっていきました。江戸期から大正期に建てられた居蔵造の町家を中心に、木部を見せる真壁造の町家、近代の洋館、醸造蔵、昭和初期の三階建家屋等が並び、町ごとに特徴ある歴史的景観を残しています。生憎の雨模様でしたが、風情があり楽しめました。 #旅は最高 #旅写真
豆田町(大分県日田市)