発見レポ
Alaska
2件
2020/01/21 15:17
「二度と行かない。」私の父の言葉です。   年中、国内外の旅行に走り回る私に、なにも言わず「一緒に行く?」と聞いても、家が大好きなので「行かない。」と言う父が、私がアラスカに行くと決めた時だけは、「氷河とか見るん?マッキンリーもすごいやろうな。」と繰り返すので、「行きたいの?」と聞くと、「行ってみたいな。」と初めて。   私は、アメリカ本土旅行からアンカレッジ入りで、帰りも別々になるので迷いました。63歳・家族でのグアム以外に海外に行ったことのない父です。最終的には、アラスカの手配旅行会社の方が日本からのツアーの方々と一緒に成田ーアンカレッジ間はサポートしてくださるとの後押しを頂き、父の冒険が始まりました。   私は、家族からアンカレッジ空港の到着ゲートの前に数時間前からいるように!と言われ、心配しながら待っていると、父は満面の笑みで「あっーという間やった。みんな優しかった。」と降りてきました。その頃は、ノースウエスト航空の成田ーアンカレッジ便があり、片道約6時間ほどで疲れた様子は全くありませんでした。   父と一緒に、氷河クルーズやデナリ国立公園・アンカレッジ観光をしました。嘘みたいに父がいる間は、快晴が続きました。地球の歩き方「アラスカ」には、デナリ国立公園にあるアメリカ大陸最高峰のマッキンリー山(デナリ)が晴れて全貌を見せるのは、私たちが行った6月は数日のみと書かれています。でも雲一つない快晴で、マッキンリー遊覧飛行にも参加でき、パイロットさんも最高だ!とノリノリで父も喜んでセスナから写真を撮っていました。私は酔ってダウンです(笑)氷河クルーズでも、「ちょっとくらい雲があるほうが、きれいな。」と思わず父が贅沢なことを言ったのを、覚えています。英語が話せない父に、あちこちで会う人が「ラッキーだね。」と言ってくれるのも嬉しかったようです。   あれから20年近くになりますが、今も父は「あんなにすごいことはない。もう一度行ったらがっかりするから、二度と行かない。」と写真を見ながら嬉しそうに話しています。 #初フライト #旅写真  #マイルのススメ #アラスカ #初父子旅 #自然
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