6年前にレンタカー借りてパールハーバーに行った。朝１０時には着いてチケットセンターへ行くと、今からだと予約が取れるのは午後３時過ぎの便とのこと。お昼はアラモアナでレストランに予約を入れており、諦めてボーフン潜水艦を見学して帰った苦い記憶があった。ちょうど夏休みの８月１５日だった。今回は、パールハーバーに是非とも行きたい気持ちから、オプションツアーに参加した。DFS前に午前６時集合とのこと。異常に早い。開門と同時に入ってチケットを予約しないと前回同様の状態になるため、開門時間に間に合うように早くに出ていくとのこと。 一度に案内できる人数が決まっており、映画２０分のあと、渡し船で沈没しているアリゾナの記念碑に行くとのこと。桟橋が壊れており、上陸はできないが、周囲を渡し船で見学させてくれる。 １１００余名がそのまま水葬とされており、記念碑はアメリカ人にとってはお墓と同様とのこと。おごそかに見つめた。退役した戦艦ミズーリも係留されている。真珠湾攻撃で撃沈されたアリゾナで始まり、東京湾無条件降伏の調印式が行われたミズーリで終戦となる。太平洋戦争の始めと終わりがここにある。２１式ゼロ戦が復元されていたり、特攻の攻撃に逢い、不発弾で事なきを得たとき、機体が当たってへこんだ側板の鉄板を見たりした。複雑な気持ちになるが、日本人として避けて通れない真珠湾がそこにあった。行って良かったと思う。再び訪れたい。

　ハワイを訪れても「パールハーバー」を投稿する人は少ないように思われる。実際日本人は余り訪れないのであろうか？日本語のラジオガイドは設定されている。にもかかわらず日本語を聞く場面は無かった。私は38年ぶりの訪問となる。妻は初めて。 　戦艦「ミズーリ」は初めて見る。太平洋戦争以後、歴史の証人的存在である。この訪問は次回に回すことにする。 　この日「アリゾナ記念館」へは上がらせてもらえなかった。星条旗が半旗となっている。何かのメモリアルデイなのであろうか？入り口の旗も半旗である。（画像3枚目） 　4枚目の画像は広島の「折り鶴の少女像」のモデルとなった貞子のオリジナルの折り鶴だそうだ。拡大鏡越しなので中心に納めることができなかった。展示物の一角に原爆をテーマに取り上げてくれている。長崎も沖縄も是非とも取り上げてもらいたいものである。「パールハーバービジターセンター」は無料。トイレもある。 　最後の画像は「ボーフィン潜水艦博物館」である。本物の潜水艦である。 #旅写真