発見レポ
自来水博物館
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ココは宮殿?! 定番でなくガイドブックにも載っていない 先人の意気込みが伝わってくる大人の社会科見学施設 こちらは112年前,明治41年(1908年)に創建された 台北浄水場のポンプ施設で、都市計画の一環として 台北市内一面に水道管を張り巡らし、上水道の供給を開始した当時の施設です。 昭和52年(1977年)まで使用。台北市の3級古蹟に指定され、現在は自來水(水道)博物館として大切に保存されており、自由に見学可能です。 医師でもあった当時の後藤新平台湾総督(後の東京市長)が、マラリアやコレラが当時存在した台湾の衛生環境の改善、防疫対策として大変力を入れていたことを垣間見ることができる施設です。 この当時に力を入れてきた市民への衛生意識向上 教育が、今の台湾の方々の高い衛生意識・防疫対策のルーツに繋がっているとのことです。 巨大なポンプ、高圧電源配電用配電盤は大変迫力があり圧巻です。 解説用の簡単なパネル展示、当時の台北(たいほく)市の配管地図や、古写真、完成を知らせる新聞 (当時は日本語版の他に漢人向けの中国語版の両方が発刊されていました)等が展示されています。 建物内部も意匠のこだわりが随所に見られ、先人の力の入れようが伝わってきます。 「自來水博物館」 台北市中正區思源街1號 9時〜17時(月曜休館) 台北メトロ松山新店線の公館駅から徒歩7分です。 駅前には、昭和3年(1928年)創立の台北帝国大学が前身の国立台湾大学が有り、名物の椰子の木 ロードと広大なキャンパスには、創建当時の美しい現役の校舎群を見ることが出来、こちらも校内を自由に散策可能です。 駅周辺には公館夜市があり台湾のB級グルメを味わうことができます。 ガイドブックの定番の日本統治時代の建築物は 総統府(旧台湾総督府)や国立台湾博物館等が 有名ですが、やや中心部から離れ、住宅エリアを 散歩をしながら、見るだけでも台湾と日本の繋がり、 当時のスケール感を知ることができるひと足違った 大人の社会科見学を楽しむことができます。 #発見 #台湾 #台北 #日本統治時代 #旅写真
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