trico 1周年記念イベントでは、元フライトエンジニアの方とお話する事が出来ました。
疑問だったのは、飛行機の電力に付いてです。
直流なのか?交流なのか?電圧と周波数は?
お答は交流400V(ボルト)400Hz(ヘルツ)だそうです。
家庭で使われる電力は100V 50または60Hzに比べて高いです。
電圧が高い方が、同じ電力を使う時には流れる電流は少なくて済むので、その分だけ電線を細く出来ます。
軽量化には最適です。
では、周波数が高いのは何故かと思うと、メインエンジン自体は回転数は変化しますが補助エンジンは一定です。
メインエンジンも巡航速度での発電若しくは、一旦直流にしてからインバーターで作っているのでしょう。
ジェットエンジンの回転数は非常に高いと聞いています。
400Hz は1秒間に400回プラスとマイナスが入れ替わるのてすが、回転数の様に毎分に直すと2万4千回転になります。
同じ原理のガスタービン発電機は大きく複雑な減速機を使って家庭の周波数にしていますから、航空機の場合は高い周波数の方が構造がシンプルになって効率が良いのかと思いました。
最近は変換装置を使って、機内でもUSB機器や家庭用品が使えるようになっていて便利になりましたね。
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