昨年2018年4月29日の日曜日、私は「ハレイワ・メトリック・センチュリー・ライド2018」に参加してきました。 7年前にリタイアしてから、私はロードバイクに乗っています。その頃から、ロードバイクでハワイを走りたいというのが念願でした。それが昨年ついに実現したのです。ハワイには娘たちが小学生に上がった時から毎年行っていましたが、「自転車でハワイ！」は初めてでした。 大会のコースを紹介しますと、スタート地点のカイアカ・ベイ・ビーチ・パークを午前7時30分に出発。いったん西に向かってYMCAキャンプまで走って折り返し、カメハメハハイウェイに乗ります。ワイメア・ベイ、サンセット・ビーチ、カウェラ・ベイ、カフク・ハイスクールというルートを走り抜けます。途中何ヶ所かあるエイドステーションで休憩を取りながらハウウラ・ビーチ･パークで折り返し、カイアカ・ベイ・ビーチ・パークのフィニッシュ地点を目指します。 ロードバイクのスピードは時速30km前後です。ハワイは右側通行ですから、帰りのルートを西に向かって走っていると、キラキラと青く輝く海、砂浜に打ち寄せる白い波が目の前に飛び込んできます。ノースショアの心地よい風を全身に感じながら、あれほど楽しくて嬉しくてウキウキワクワクしたライドはありませんでした。日本と比べると決して路面状態の決していいとはいえないコースでしたが、「ハワイを走っている」という思いは何ものにも代えがたく、自分の表情がほころんでいるのを感じながらペダルを漕ぎ続けました。 自転車は現地でレンタルすることも出来ますが、やはり愛車で走りたいものです。JALは大会参加者に「自転車無料運搬サービス」をしてくれています。参加者としてはとても有り難く、毎年大勢の皆さんが利用しています。私も恩恵を受けた1人です。日本出発前に自宅車庫で自転車をばらしてケースに入れ、空港のカウンターで預け、ワイキキのホテルに到着して自転車を組み立てるのですが、その時の気持ちの高ぶりは今もよみがえってきます。 大会のあった4月29日は、実は私と妻との31回目の結婚記念日でもありました。この夜、長女と次女夫婦が私たちをディナーに招待してくれました。娘たちのおかげで、「ハレイワ・メトリック・センチュリー・ライド」完走祝いを兼ねた一夜の宴は格別のものになりました。 #旅行