台湾は夜市が有名ですが、朝市がおすすめです。 台北駅から地下鉄で２駅進むと『雙連朝市』というのがありまして、買い物をする地元の人たちで賑わっています。観光客の方々もちらほら見かけますが、大半は台北の方という印象です。グアバやレンブ、ドラゴンフルーツなどなど南国ならではの新鮮な果物も売っています。地元の人が買うだけあって、値段もそれほど高くはありません。 美味しそうなフルーツの並ぶ、一軒のお店の前で私は足をとめました。グアバが、それはそれは大量に売られていたからです。大きさも様々です。ドゥオシャオチェン？（いくらですか？）学生時代にほんの少しだけかじった中国語の知識を振り絞り、おおよそ間違っているであろう発音で、恐るおそる質問しました。おそらく日本人と解ったのでしょう。そこのお母さんが笑顔で○○元と教えてくれました。そして、グアバをカットしてくれました。とてもフレンドリーな朝市、という印象です。 あっさりとした、美容と健康に良いとされるグアバをかじりながら、しばらく歩くと、今度は、今まで見たこともないくらいの大きなドラゴンフルーツが並んでいるお店があります。再び、ドゥオシャオチェン？（※ちょうど音楽のド・ミ・ソのような発音で通じます）今度は日本後で１つ○○元、と帰って来ました。美味しいよ、と添えて。笑顔で。即購入です。実は今回の旅の目的は、フルーツを食べまくること、だったわけで旅の二日目にして目的は達成しかかっています。日本ではおそらくお目にかかることの出来ない大きなドラゴンフルーツ。味は大変甘くもちろんとても美味しく、大満足です。 いや、何より、それらのフルーツを笑顔でお客様たちに売っている人たちと触れ合えたことのほうが大満足だったかもしれません。きっと毎日、どこかの農場か卸し売り市場から買ってきて、自分の店頭に並べ、そして笑顔で販売している。台湾ではみんなが一生懸命に生きているのが伝わります。他人のことを馬鹿にするような人は見当たりません。異文化を見る。異文化に触れる。これらが海外旅行の醍醐味の１つですが、その異文化の中から活力を頂く。これこそが一番の海外旅行の意味かもしれません。 現地に行き五感をフルに刺激することが出来る海外旅行。皆さんも是非。 #発見レポ #旅写真 #旅行 #台湾（中華民国）