発見レポ
マニラ大聖堂
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2021/09/26 15:26
今回ご紹介するのは #マニラ 旧市街を代表する建築です。フィリピンの「国家的モニュメント」としての意味合いもあり、とても大切にされています。 【マニラ紀行⑤】 #フィリピン は人口の約8割をローマ・カトリックが占める、世界有数のカトリック文化圏です。その価値観は自然な形で生活の隅々に沁み渡っています。 ロマネスク様式で建てられた #マニラ大聖堂 は、旧市街地 #イントラムロス の中心にあり、多くの人々の憩いの場となっています。 原型となる聖堂が開設されたのは、なんとスペイン総督レガスピがマニラを占領した1571年。この建物の歴史が、スペイン植民地支配の歴史そのものでした。 しかし、第二次世界大戦中に日米両軍の市街戦に巻き込まれ全壊。1954~58年にかけて再建され、現在の姿になりました。 その際、日本から当時の金額で6,000万円と6万袋のセメントが寄贈されています。聖堂の外壁には、そのことを示す国旗とプレートが埋め込まれています。 聖堂内は(これは他のカトリック教会も同じですが)立場信条に関係なく誰にでも開かれており、自由に立ち入ることができます。入口の検問でテロ防止のため簡単な手荷物検査がありますが、特に心配いりません。マニラでは、鉄道も含め他の公共施設でも同じ仕組みが取られていますので、慣れたほうがよいでしょう。また、礼拝中は観光客の入場を制限することもあるようです。 外見は荘厳なロマネスク様式ですが、内部は天井が高く意外に明るい感じ。 華美にならないよう、石やセメントの色合いを活かし、落ち着いた雰囲気に仕上げてあります。 あちこちにあるステンドグラスは大変美しく、見どころの一つです。また、4,500本ものパイプからなるアジア最大級のパイプオルガンが設置されています。 聖堂の一角には、あのミケランジェロが作った「ピエタ」のレプリカが置いてありました。少し表面が傷んでいるようでしたが、たとえレプリカであっても、この彫刻は観る者を圧倒する存在感があります。 聖堂内では、いつの時間でも、誰かしらが席に座って思い思いの時間を過ごしています。写真撮影は可能ですが、場所柄を考えて配慮したほうがよいでしょう。 心穏やかになる場所ですから、ぜひ訪れてみてくださいね😊 #旅写真 #パワースポット #歴史探訪
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