大阪では「鉄道ジャーナル」誌最新号が今日発売され、私は15年ぶりに同誌を購入。というのも、これを以って休刊となることから記念に・・・という訳です。
私は同誌を1974年から2010年まで購入していたのですが、中でも1980年1月号は印象に残ります。
画像には載せていませんが、特集は鉄道と航空機を扱うというもので、表紙を飾るのはJALボーイング747と新幹線0系であり747のほうが大きく載っていました。
記事には宮脇俊三先生による往路JAL747~復路特急「はやぶさ」という東京~福岡往復のルポルタージュや日本の民間航空史があり、私は自身のJAL初搭乗の13年も前に「マーチン202」「もくせい号」の名を覚え、ANA機種であるダブ・ヘロン・バイカウントなども。
私は同誌のこの特集のおかげで、これら一部に実際に乗られた趣味界先輩の話についていくことが出来、さらには昨夏のtricoアンバサダーイベントのアーカイブズセンター訪問でも活きました。
旅客機趣味者には鉄道趣味から移行、または両者並行という方が少なくないでしょうが、鉄道ジャーナル誌のこの特集が引き金になった方もおられようと思うところです。
同誌ではこの後も「中国民航トライデント」や「TDAエアバスA300就航」が見られ、かくして私がA300なる型式を知ったのは1981年でした。
さて私が買わなくなった理由は、鉄道旅行への関心が薄れたからですが、これについてはtricoで記してきているので省略。
いっぽう休刊によって列車追跡ルポも読めなくなるのですが、私が記す搭乗記・乗車記は同誌の列車追跡記事の体裁をなぞるところが多分にあり、やはり私への影響は大です。
ついでに、私の本名が交通メディアで初めて記された所も鉄道ジャーナル誌で・・・およそ40年前のことでした。