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#歴史探訪
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2022/03/20 23:40
3月4~6日に #羽田空港 T1の2F出発ロビーで開催されていた「旅するアイヌ展」です。ご覧になった方も多いでしょうか。 展望デッキを散歩して、エレベーターで降りてくるところで気が付きました。 アイヌ文化の啓蒙を志す「イランカラプテ・キャンペーン」の一環だそうです。エレベーター前のホールを目いっぱい使って、様々な文化財を並べていました。場所柄もあり小規模な展示会ではありますが、係の方も多くおり、解説もしてくれました。 小さいお子さんにも分かりやすいように、VTRも用意されていて、家族連れの方たちと一緒に私も観ました。楽しかったです。 アイヌの意匠には独特な個性があり、見るとすぐに分かりますよね。立派な羽織物が置いてありましたが、特徴的な紋様の中に七色でアクセントをつけてあって、とても綺麗でした。木の温かみが感じられる民具や楽器もよいですね。 アンケートに答えたら、特製の布マスクがもらえました。やった😋 たまたま6日に搭乗機会があって羽田にいたというわけですが、立ち寄ることができて運がよかったです。せっかくなので、一つ一つの展示をゆっくり見て廻り、写真を撮らせてもらいました。 近年は「ウポポイ」の件などで物議も醸していますが、アイヌ文化そのものは非常に奥深く、素晴らしいものだと思います。 この展示会に接して、私は函館市にある「北方民族資料館」を思い出しました。名前のとおり #アイヌ はもちろん、シベリアからアリューシャン方面に至る全北方民族を対象にしているので、その展示の幅広さと徹底性には目を見張るものがあります。いろいろなものを見て、知らなかったことをいっぱい勉強できましたし、あまり混んでいなくて独り占めにできるような感じでもあるので…😅 歴史に関心があるなら、あそこはオススメです。 網走にも同じ趣旨の博物館があり、あちらの方が確か規模が大きいはず。私は旅程が合わず、網走のほうには訪問できませんでしたが、両方とも世界的に貴重な展示が多くあり、学術面でも重要な地位を占めているそうですよ。 #旅写真 #歴史探訪 #春旅のすすめ
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2022/03/20 07:42
「平和の火」が消えていました。 どう見ても消えています。先に気づいたのは、前を歩いていた親子連れの方々でした。 3月5日のことです。さすがにショックでした。 これは #平和祈念公園 の「平和の礎」と銘打たれた犠牲者名標の先に、公園の象徴として据え付けられているものです。米軍が最初に上陸した座間味で採取した炎と、広島・長崎から分けられた炎を合わせて点火しているそうですが、一体どうしたというのでしょうか。 自然に消えてしまったのか、それともウクライナに関連して意図的に消火したのか、それとも英霊の怒りが炎を消したのか… 私には分かりません。でも、ロシアによるウクライナ侵攻の真っ只中で、これを見たときにハッとするものがあったのは言うまでもありません。 小学生になるかならないかくらいのお子さんでしょうか、その子は泉の水に手を触れ、その濡れた手を合わせ、消えてしまった燭台に向かって「せんそうがなくなりますように、みんあしあわせになりますように…」と祈っていました。 胸を打たれる光景でした。思わず襟を正しました。 これは教育の賜物でしょう。この子はきっと優しく立派な大人に育ちます。 このタイミングで訪れることができて本当によかったと思います。 偶然の巡り合わせが織りなす出会いは、旅の一番の醍醐味です。 人類の歴史が続く限り、戦争は付きものであり、たとえいかなる心がけをしても何らかの形で争いごとは残るでしょう。しかし、それを起こりにくくしたり、起こってしまっても犠牲を最小限に留めたり、そのような努力はいくらでもできます。 歴史に意味があり、知恵としての価値があるとするなら、まさしく今こそ発揮されるべき時だと、私は考えます。 一刻も早く、この燭台に再び炎が燈ることを願ってやみません。 #旅写真 #沖縄 #歴史探訪
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2022/03/19 21:44
この物憂げで夢心地な空。 風そよぐ丘は広々として、静かでした。 しばし黙って南方の海を眺めていると、水平線の向こうに、昭和20年6月23日の沖縄が霞んでいるように思えました。 背後には #沖縄戦 で無残にも命を落とした24万を超える方々の氏名が、黒い石碑に刻まれて並んでいます。 石そのものは何も語りません。 しかし、そこに刻まれた一人ひとりのお名前が、慟哭しています。 エンジン音がしたので目を凝らすと、日本航空のトリプルセブンでした。 雲間をぬって、那覇空港へ向けて緩やかに旋回していきます。 旅客機は、まさに平和と友好の使節ですね。 この穏やかで桃源郷のようにも思える場所が、77年前には阿鼻叫喚の地獄でした。 明るく楽しい #沖縄 の旅も素晴らしいですが、私は日本人として、先の戦争で亡くなった尊い英霊に思いを寄せるひとときも、また大切にしたいと思います。 ウクライナで塗炭の苦しみを味わっている方々のことを思わずにはいられません。 そして、祖国の独立のために命を懸け、この瞬間も勇敢に戦い続けるウクライナ国民に敬意を表し、その勝利を願わずにはいられません。 侵略戦争に断固反対します。 #旅写真 #歴史探訪 #絶景 #平和祈念公園 #自然
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2022/02/20 22:15
次が最後の投稿になるかもしれませんので、何を紹介しようかと迷ったのですが、こちらにしました。 1月31日に訪問した #対馬丸記念館 です。 よく沖縄に旅行される方なら御存知かと思います。県庁から福州園の方角に向かって歩くこと20分くらいでしょうか。「波の上ビーチ」に程近いところにあります。 上皇陛下が天皇でいらしたとき、美智子さまと一緒に記念館を御訪問されています。上皇陛下も亡くなった子供たちと同じ世代でおられ、戦時中は同じように疎開を体験されたため、対馬丸の悲劇には特別に御関心が強いのだそうです。 対馬丸は日本郵船の貨物船です。先の戦争で学童疎開のため陸軍に徴用され、那覇から鹿児島に向けて航海中、米国海軍の潜水艦に無警告雷撃され轟沈しました。およそ1,800人が乗船していましたが、犠牲者は最低でも1,484人、そのうちの半分以上が子供という恐るべき事件です。台湾海峡で撃沈された豪華客船・阿波丸と並び、戦時中の海難としては最悪の惨事といえます。 小さな博物館ではありますが、随所に工夫が凝らされ、真に含蓄のある充実した展示内容です。戦時中の沖縄の様子、そして対馬丸が運航された経緯、そして事件の全貌が詳細かつ分かりやすく紹介されています。私が訪問した際は、館長さんが直々に丁寧な解説をしてくださり、いっそう理解が深まりました。 建物内部は船内をイメージした造りになっており、あえて入口は2階に置かれています。まずパネル展示で事件の概要について見識を深め、当時の世界観に没入できたところで1階に降りていく…という仕掛けになっているのです。階段を下りたところにネットや荷棚が再現され。天井には子供たちがしがみついた筏が吊るしてあります。 1階は当時の国民学校の教室をリアルに再現し、子供たちの遺品や戦時中の雑貨などを陳列。物資不足のため、ヘルメットやランドセルまで紙製でした。 VTRコーナーでは、生存者の貴重な証言に触れることができます。 そして亡くなった方々の膨大な遺影。ひたすら黙って、一人ひとりの御顔を拝見するしかありませんでした。 いやが上にも、平和というものを考えずにはいられなくなります。 国際情勢は混迷を極め、報道によれば間もなく東欧で戦争が始まろうとしています。 誠に残念至極で、悔しいです。 #旅写真 #歴史探訪
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2022/02/20 13:04
こちらが先程ご紹介した「三宜楼」の1階に設けられている #三宜楼茶寮 です。老舗の河豚料理店「春帆楼」の出先店舗となります。 さすがですよね。元々高級料亭だった文化財建築の中で頂くフグ料理(もとい、ふく料理)は、きっと最高でしょう。調度品の中には篤志家などから寄贈されたものも多数あるようで、素晴らしいものが揃えてあります。立派なテーブルが鏡のように磨き上げられていました。 そんなわけで、食事をしなくても見学するだけで感動できる空間でしたが、やはり味わってみたいですよね、ふく料理🐡 実はコロナの影響で「無期限休業」していたのですが、大変残念なことに今年3月31日で「完全撤退」するとのこと。なんと休業ではなくて、春帆楼の営業自体が引き揚げてしまうそうです。やはり維持するには厳しい世情なのでしょうか。 ガイドの方が非常に惜しがっていました。もちろん私もです。 #春帆楼 といえば、あの伊藤博文公が愛した名店であり、日清戦争の下関講和条約の舞台でもありますよね。もちろん下関本店はホテルとともに健在ですが、ここが閉業するのは残念。 というのも、下関本店は格式的に敷居が高すぎ、しかも一人では入りづらいのです。 何らかの形で春帆楼がこの場所で存続できるように…と、ガイドさんが署名を集めておられたので、私も喜んで協力しました。 例えば、ケータリング形式というかお弁当のような形で昼食を提供し、室内で賞味できるようにするとか。本格的な料理の提供はできなくとも、それくらいならできそうな気がするのです。 観光で #門司港 を訪れる人はもちろん、地元の方々も喜んで来店してくれることは請け合いです。コロナさえ収まれば、宣伝次第で必ず客足は増えます。 この #三宜楼 という建物は九州鉄道記念館から程近いのですが、ちょっと裏通りに入ったところになるので、もしかするとビルの陰に隠れて目立たないのかもしれません。これまでtricoで紹介されている形跡もないようですし、まさしく #穴場 ということになります。 ちなみに見学だけならタダですし(私は少しばかりの小銭を置いていきました)立ち寄らない手はありません。駅から歩いても10分程度で、すぐに行ける場所です。 ぜひ往年の料亭の雰囲気を楽しんでいただきたいものです。 #旅写真 #ほっこり #グルメ #歴史探訪
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2022/02/20 11:52
門司港で見た歴史的建造物の中でも、一二を争う充実度だった #三宜楼 です。 ここは本当に素晴らしい。元は由緒正しい高級料亭で、この手の建築で残っているものとしては九州最大だそうです。あの出光佐三(小説「海賊と呼ばれた男」国岡鐡造のモデル)が愛用した店だそうで、往時を偲ばせる優雅な雰囲気が随所に残っています。「百畳間」と呼ばれるメインの大広間は、随所に工夫を凝らした造りで、それはそれは立派です。 ここだけでなく門司港全体で「ひなまつりイベント」が開催中のため、美しいひな人形がズラリと飾られ、実に壮観でした。 そういえば #門司港 は #出光興産 の発祥地でしたね。 敗戦まもない日本が、追い詰められていたイラン帝国を助けるために、1万トン級の小さなタンカー「日章丸」を派遣した逸話。小説や映画のおかげで広く知られるようになりました。何より「日章丸」という名前がいい。英国海軍に臨検される恐れも承知で、アバダンの港めがけ突進した「日章丸」は、戦後日本の誇りです。世界に与えた影響は無視できないものでしょう。敗戦国の国民資本が、世界の石油を独占するセブンシスターズに真っ向から挑戦したのですから。 アポロマークの出光。物心ついた頃からファンです。 鶴丸と並んで、日本を代表する素晴らしいロゴだと思います🇯🇵 さて、幸い訪問時はガイドさんが当直で、案内なしには入れない上層階にも入れていただきました。この料亭を経営していた三宅アサさんの生活部屋や、特別な上客をもてなすための部屋など、いろいろと見せてくれて、とても感動しました。 壁掛け式の電話もありましたよ! 小高いところにあるので、最上階からは門司港が一望できたそうです。今は手前にビルが建ってしまって遮られています。 昭和30年代に料亭は廃業。その後は遺族が居住していましたが、維持できないとして解体の危機に。現在は北九州市が買い取って維持管理をしています。 ちなみに1階は、老舗の河豚料理店「春帆楼」が出先店舗としていましたが、コロナ禍の影響で無期限休業となっています。こちらでおいしい「ふく料理」を召し上がった方もいらっしゃるでしょうか。本店だと一人では入れませんが、こちらだとランチタイムなら一人でも気軽に入れたようで、ぜひ利用してみたかったのですが…🐡 #旅写真 #ほっこり #歴史探訪
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2022/02/20 09:26
言わずと知れた #門司港 の堂々たる駅舎。 なんと供用開始は1914年2月。欧州大戦が始まる直前です。それだけでも驚くべき話です。重文指定されるのも至極当然のこと。よくメンテナンスされていて、清潔で美しいです。 定番スポットですので、私が紹介するまでもないですが、うっとりするほど格調高い建物です。 レンガを使っていると思っていたのですが木造なのですね。ネオ・ルネッサンス様式の左右対称デザインがチャームポイント。 先の大戦で米軍の爆撃を食らって駅員さんも亡くなっているようですが、よく全壊せずに残ったものです。2012~17年で徹底した修復工事が行われ、往時の麗しい外観を取り戻しました。 こんなに美しく直してくれて、本当にありがたいことです🙏 実は急いでいたこともあり、あまり駅をゆっくり見ていないのです。 もっと構内をじっくり探検すればよかったなあと後悔しきり。手回り品があって重かったものですから、この後すぐに旅館へ行き、荷物を預かってもらおうとあくせくしたのです…あせるとロクなことがありません。 駅構内には、特高警察が国際線乗り継ぎ客を監視するための怪しげな穴や、当時のままに残されている洗面所や手水鉢など、戦時中を偲ばせる貴重な遺物が点々とあるそうです。これらに気づかなかった私は、実に愚かでしたねえ… 拙速な計画で詰め込むと、肝心なことを取りこぼしてしまいます。 また来なければ😅 #旅写真 #ほっこり #歴史探訪
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2022/02/20 08:29
初めて #門司港駅 に降り立った時の #旅写真 です。 さすがは歴史ある駅だけあって、独特な風情があります🚉 ひらがなで書かれた「もじこう」っていうのが、実にかわいらしくて好きです。 車留めの先に「ゼロマイル標識」がありました。これは九州を縦貫する鹿児島本線の起点を表すそうです。素敵な鐘が吊り下げられていて、これを鳴らすと #ほっこり 幸せになるんだとか🔔 私もそっと鳴らしてみました。 自動改札機の左隣に、人の手で改札をしていた時代の名残りがありました。 こういうのが残っているのは珍しいでしょう。 博多から特急で来ることも考えたのですが、目当ての列車が来るまで40分以上も待たなければならず、かといって駅で過ごして楽しむには中途半端な時間ということで、在来線を使って移動しました。 結果、少し時間はセーブできたんですが、振り返ると「特急を利用すべき」だったと反省。何しろ窓ガラスが排ガスの粉塵で汚れており、ろくに写真も撮れないのです。あまりの汚れでピントが合わないくらいでした。といっても住宅地や工業地帯が延々と続き、決して景観のいい沿線ではありませんが… そもそも移動に1時間半以上もかかるので、その時間を有意義に使うなら指定席の特急がいいだろうなあと思いました。福岡から意外と距離があるんですね。 皆様も福岡空港から門司港へ国鉄で移動される際は、迷わず指定席の特急にすることを勧めます。 この駅自体が代表的な観光名所。 九州最大の木造駅舎の美しさは目を見張るようです。 別の記事で紹介させていただこうと思います。 #歴史探訪
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