「平和の火」が消えていました。
どう見ても消えています。先に気づいたのは、前を歩いていた親子連れの方々でした。
3月5日のことです。さすがにショックでした。
これは #平和祈念公園 の「平和の礎」と銘打たれた犠牲者名標の先に、公園の象徴として据え付けられているものです。米軍が最初に上陸した座間味で採取した炎と、広島・長崎から分けられた炎を合わせて点火しているそうですが、一体どうしたというのでしょうか。
自然に消えてしまったのか、それともウクライナに関連して意図的に消火したのか、それとも英霊の怒りが炎を消したのか…
私には分かりません。でも、ロシアによるウクライナ侵攻の真っ只中で、これを見たときにハッとするものがあったのは言うまでもありません。
小学生になるかならないかくらいのお子さんでしょうか、その子は泉の水に手を触れ、その濡れた手を合わせ、消えてしまった燭台に向かって「せんそうがなくなりますように、みんあしあわせになりますように…」と祈っていました。
胸を打たれる光景でした。思わず襟を正しました。
これは教育の賜物でしょう。この子はきっと優しく立派な大人に育ちます。
このタイミングで訪れることができて本当によかったと思います。
偶然の巡り合わせが織りなす出会いは、旅の一番の醍醐味です。
人類の歴史が続く限り、戦争は付きものであり、たとえいかなる心がけをしても何らかの形で争いごとは残るでしょう。しかし、それを起こりにくくしたり、起こってしまっても犠牲を最小限に留めたり、そのような努力はいくらでもできます。
歴史に意味があり、知恵としての価値があるとするなら、まさしく今こそ発揮されるべき時だと、私は考えます。
一刻も早く、この燭台に再び炎が燈ることを願ってやみません。
#旅写真 #沖縄 #歴史探訪
どう見ても消えています。先に気づいたのは、前を歩いていた親子連れの方々でした。
3月5日のことです。さすがにショックでした。
これは #平和祈念公園 の「平和の礎」と銘打たれた犠牲者名標の先に、公園の象徴として据え付けられているものです。米軍が最初に上陸した座間味で採取した炎と、広島・長崎から分けられた炎を合わせて点火しているそうですが、一体どうしたというのでしょうか。
自然に消えてしまったのか、それともウクライナに関連して意図的に消火したのか、それとも英霊の怒りが炎を消したのか…
私には分かりません。でも、ロシアによるウクライナ侵攻の真っ只中で、これを見たときにハッとするものがあったのは言うまでもありません。
小学生になるかならないかくらいのお子さんでしょうか、その子は泉の水に手を触れ、その濡れた手を合わせ、消えてしまった燭台に向かって「せんそうがなくなりますように、みんあしあわせになりますように…」と祈っていました。
胸を打たれる光景でした。思わず襟を正しました。
これは教育の賜物でしょう。この子はきっと優しく立派な大人に育ちます。
このタイミングで訪れることができて本当によかったと思います。
偶然の巡り合わせが織りなす出会いは、旅の一番の醍醐味です。
人類の歴史が続く限り、戦争は付きものであり、たとえいかなる心がけをしても何らかの形で争いごとは残るでしょう。しかし、それを起こりにくくしたり、起こってしまっても犠牲を最小限に留めたり、そのような努力はいくらでもできます。
歴史に意味があり、知恵としての価値があるとするなら、まさしく今こそ発揮されるべき時だと、私は考えます。
一刻も早く、この燭台に再び炎が燈ることを願ってやみません。
#旅写真 #沖縄 #歴史探訪
平和の火(沖縄県糸満市)