今日はイベントですね! いちご王国より「エガオ咲く〜♫」と口遊みながらM1に向かっております。
朝摘みのさくらんぼ🍒 JL174で山形から私の手元に届けてくれるのでしょう。先ほど運航状況を確認しましたところ、無事離陸しているようです。
離陸といえば、一般の方でも離陸をテイクオフというのはご存知だと思います。
Cleared for takeoff !
と管制官が離陸許可を出し、パイロットが復唱するシーンをドラマで見たことがある方も多いと思います。
これ、山形空港は違うんですよ〜ニヤッ
山形空港って、管制官、いないんです。マジ⁉️
山形空港はレディオ空港といって、交通量の少ない日本の空港で航空管制官が配置されていない空港のうち、航空管制運航情報官が配置されて飛行場対空援助業務を行っている空港です。
何言ってんの?という感じでしょうから簡単に申し上げますと、
管制官は航空機に命令が出せる立場でして、まあまあコストがかかる重責を担う職です。あまり飛行機が離着陸しないので、空港の情報提供をサポートする立場の運航情報官を配置しても安全性を保てるからそれでいきましょう!という感じでしょうか。
Cleared for takeoffと言えません。これ、国交大臣命令の代理発出ですから。
なので運航情報官はこう言います。
Runway is clear.
滑走路大丈夫だってよ、くらいの感じです。パイロットの責任で離陸させます。
山形でしたら上空で東京コントロールの管制下に置かれます。
レディオ空港、日本中にいっぱいあります。皆さんも探してみてね!