先日の試食会、トークセッションの内容を一部ご紹介!
(メモを元に書き起こしたので、細かな言葉の違いがあるかもしれません…😓)
・機内食を企画する際、重要視することは?
→特に重要視することは、見た目、ボリューム、味付けの3つ。
また、日本の食を目標に掲げ、日本人シェフを起用することにしている。
・普通のレストランと機内食とで、メニュー作成や調理の面での違いは?
→機内食は、お客様の口に入るまで時間があるので、魚の中心温度をしっかり計るなど、安全面を気にかけている。例えば、照り焼きもスチームしてから照り焼きをしている。
また、どの食材に誰が触れたかを数値でわかるようにして、管理。
機内食の場合は、使える食材がレストランに比べると格段に少ない。レストランを10としたなら、その1、2割ほど。
(監修するシェフの方は、スーパーで購入することができる食材で、まず試作をするのだとか!)
・機内食に関すること(ボツ案や自信作、工夫など)
→ボツは、あまりない。
揚げ物やパイはしけてしまうので難しいが、バターだけなく、他の油脂分を増やすなどの工夫をした。包みパイでは、パイを上から被せることで、包みのように見えるようことと、サクサク感を両立させた。
上空では、味覚が弱くなるというより、乾燥で香りが伝わりにくくなるので、味にメリハリがでるようにしている。メリハリを出すためには、塩分を足すというより、旨みやだしを足すようにしている。
#機内食 #試食会