JALの現役客室乗務員で構成されたチアダンスチーム、『JAL JETS』を知っていますか?
『JAL JETS』は、実に30年以上続く歴史ある、JALのチアダンスチームです。
「CA踊ってみた」でWeb検索をしてみると、彼女たちのキレッキレのダンスをYouTubeやニコニコ動画で見ることができます。
JAL JETSはJALのさまざまなイベントにも参加しており、2019年4月27・28日に幕張メッセで開催された、ニコニコ超会議2019にも出演しました。3名のパフォーマンスで会場は大変な盛り上がりに......!!
そこで今回はニコニコ超会議2019の出演メンバーに、「JAL JETSってどんな活動をしているの?」「フライトとの両立はどうしているの?」など、気になる疑問をぶつけてみました!
ーーJAL JETSはどのような活動をしているのですか?
中山:チアダンスを通して、JALをPRする活動をしています。最近のイベントでは、昨年9月に成田国際空港で東京(成田)ーバンクーバー線の50周年記念セレモニーや、今年3月にハワイで行われた第25回ホノルルフェスティバル2019のダンスコンベンションに出演しました。大きなステージはだいたい、1年を通じて3~4回あります。
ーー国内だけでなく海外でもパフォーマンスしているとは驚きました。フライトとの両立は大変だと思いますが、ダンスの練習はどのようにしているのでしょうか?
古賀:年4回行われる合同練習ではメンバー全員が集まり、インストラクターの指導を受けながら練習します。それ以外は予定の合うメンバーで集まって、自主的に練習をしています。
フライトのスケジュールがバラバラなので、月に2、3回しか集まれないのですが、「少しずつでもいいから練習しよう!」という気持ちで取り組んでいます。
ーースケジュールの合間を縫って練習時間を捻出しているのです......!ところで皆さんの今日のコスチュームはとても可愛いらしいですね。
萩原:ありがとうございます!実は最近新しくなったばかりなんです。乗務員の制服と同じように試作品を着て、動きやすさを調整して完成しました。今回、初めてJALのロゴが入ったんです。とても気に入っています。
ーーすごくお似合いですね。乗務の時とは印象が違うと言われませんか?
萩原:そうですね。雰囲気がかなり変わるので、乗務でメンバーとすれ違っても、お互いに誰なのか気がつかないことも......!
中山:乗務の時とJAL JETSとしての活動の時とでは、外見だけでなく名前も違うんです。メンバー同士は「JETSネーム」という本名とは異なる名前で呼び合っています。だから、フライトで一緒になる乗務員名簿の中にメンバーがいても、すぐにわからないことがありますね(笑)。
ーーJAL JETSには何がきっかけで加入したのでしょうか?
中山:JAL JETSが踊っている動画を見て、入社前から興味を持っていました。入社後にたまたま読んだ社内報で、同期の萩原がJAL JETSのメンバーとしてインタビューに答えているのを見たんです。会社の広報活動としていろいろなイベントに出ていることを知って「私も入りたい!」と思い、加入を決めました。
ーー実際にJAL JETSとして活動を開始してみて、いかがですか?
古賀:JAL JETSに加入してよかったことは「タテ」の人間関係ができるところです。
というのも、乗務員は同期との「ヨコ」のつながりは訓練中につくることができるのですが、先輩や後輩とはフライトで一回きりの関わりになることも多いのです。だから「タテ」のつながりはなかなかつくりにくい面がありました。
萩原:普段の業務では出会えなかったかもしれない人と知り合えて、大好きなJALの仲間たちと一緒に大好きなダンスを踊れる。こんなに幸せなことはないと感じています。
ーーJALの仲間が大好きなのですね。他にはどんな良いことがありましたか?
中山:活動を通じて、地上業務職の社員とも関わる機会が増えて、視野が広がりましたね。彼らと関わりが増えるにつれて、今までは自分たちの業務以外をあまり意識していなかったのですが、多くの取引先やお客さまの支えでこの業界が成り立っていることを実感して、業務に一層身が入るようになりました。
ーーJAL JETSの活動にかける”想い”を聞かせてください!
中山:「日本を元気に 世界を笑顔に」がJAL JETSのテーマです。チアダンスを通じて日本を元気にするだけでなく、世界にも日本の良さアピールしていきたいです。
萩原:乗務中にお会いできるのはJAL便にご搭乗いただいた方だけですが、JAL JETSでは活動を通じていろいろな方にお会いできます。JALにご搭乗いただいたことがない方も、私たちの活動をきっかけにJALに興味をもっていただけたら嬉しいです。
ーー30年以上の歴史をもつJAL JETS。これからもずっと続いてほしいですね。
古賀:そうですね。かつて活動を続けること自体が難しい時期もありましたが、今では多くのイベントにてJALをPRする機会が与えられ、メンバー全員が活き活きと活動をしています。
これも、JALに興味を持ってくださるお客さまのおかげです。感謝の気持ちを、活動を通じてお客さまに伝えていきたいです!
ーーJAL JETSの皆さん、ありがとうございました!
JALは、飛行機の中でも外でも、皆さんとお会いできる機会を大切にしております。
JALのチアダンスチーム『JAL JETS』の活動は、JALのFacebookなどからも発信していますので、気になる方はそちらもぜひご覧ください!