初めての海外旅行、初めての国際線。楽しみな気持ちがある一方、不安はつきものですよね。そこで今回は、国際線の搭乗手続きに慣れていない方でも焦らず済むよう、5つの心得をお伝えします。
空港到着からご搭乗のお手続きについて、国際線デビューの方からよくある質問にお答えします。事前に不安を少しでも取り除き、旅のスタートを楽しく切りましょう!
ーー初めての国際線、空港にはどれくらい前に到着していればよいのでしょうか。そもそも、国際線の搭乗手続きにはどれくらい時間がかかるのかもわかりません。ただでさえ不安なことがたくさんあるから、搭乗前に焦りたくない!
国際線は、通常出発時刻の約60分前に搭乗手続き(チェックイン)が終了します。週末や連休中はお客さまが多くなり、自分の番が来るまで長い時間待つなんてことも……!せっかくの旅のスタート、混雑や焦りでご機嫌ナナメにならないためにも時間と気持ちの余裕をもって空港へ出かけましょう!
ーー手続きの時間を見越して、余裕をもって空港へ出かけることが大事なんですね。余った時間は、免税店を見たり空港限定のグッズをチェックしたりしながら気分を上げていきたいと思います!
ーー空港のチェックインに必要なものは事前に知っておきたい!空港以外でも、必要なものをカバンの奥深くに入れてしまって取り出すときに焦るシーン、よくあるんですよね……。「もし落としていたら?」なんて考えたら不安でキリがないし、空港ではそんな思いはしたくない……!
「eチケットの控え」と「パスポート」、国籍や行き先によっては「ビザ」が必要です。出発の前日までに確認して準備しておきましょう。たしかにどれも重要なものばかりでなくしてしまうのが不安な気持ちはわかります。ポーチなどにあらかじめまとめていれておけば、取り出すときに慌てなくてすみますよ。
ーー搭乗手続きはなんだか難しそうなイメージです。国内線よりは、持ち込める荷物の制限などが厳しそう。空港で荷物を詰め直すのは大変ですし、周りの目がちょっと気になってしまいますよね。スムーズに搭乗したいです!
事前に「Webチェックイン」を済ませておけば、空港でのチェックインが不要になります。ただし、受託手荷物がある場合には、搭乗便出発の60分前までにチェックインカウンターでの手続きが必要です。また、一部の空港ではWebチェックインに対応していません。その場合はチェックインカウンター、もしくは自動チェックイン機での手続きが必要です。事前に、利用予定の空港がWebチェックイン可能な空港かどうか調べておくのをオススメします。
受託手荷物については重量制限を事前に確認しておき、重量を超過しないように荷物をコンパクトに整えておくとよいでしょう。
ーー搭乗券はゼッタイになくせない大事なものだし、できるだけ安全な場所にしまっちゃいたいのが本音。でも求められたときにはすぐに取り出せないとあたふたしちゃいますよね。搭乗までに搭乗券を提示する場面は何回くらいあるのか、提示するタイミングも合わせて知っておきたいです!
搭乗券を提示するのは保安検査、出国審査、搭乗口の3回が標準的です。便によっては飛行機の入口ドアにて提示を求められることもあります。提示のタイミングが近づいてきたら慌てなくていいように、取り出しやすい場所にしまっておいてくださいね。
ーー手荷物検査で持っていこうと思ったものが持ち込めず、目の前で捨てられてしまうシーンをテレビで見たことがあります……。事前に調べて注意していこうとは思いますが改めて、機内に持ち込めないものや意外と知られていない機内持ち込み制限品を知りたいです。
100ミリリットルを超える液体物を誤って持ち込もうとする方が多いようです。歯磨き粉やヘアジェル等も液体物に含まれますので、それぞれ100ミリリットル以下の容器に入れて、それらを透明なプラスチック袋にまとめて入れてください。なお、お客さま1人当たりの袋の数は1つまでと制限されています。
ーーそうなんですね!歯磨き粉も液体として扱われることは知りませんでした。詰め替えていった方が良さそうですね。それに、機内での乾燥が気になるとはいえ化粧品などは注意しないといけないなと思いました。これも透明なボトルに詰め替えていくことにします!
いかがでしたか?空港到着から搭乗のお手続きで知っておくと安心な5つの心得をお伝えしました。国際線の搭乗手続きは難しそうなイメージがあるかもしれませんが、事前に準備しておけば心に余裕を持ってお出かけできそうですよね。
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(取材協力:商品・サービス企画本部、空港企画部、コーポレートブランド推進部)