JALに搭乗した際に飲めるコーヒーは、おいしさに定評があります。なぜなら、JALは提供するコーヒーに強いこだわりをもっているからです。今回は、JALのオリジナルコーヒーについてどのような特徴があるのかご紹介していきます。
JALのコーヒーは「JAL CAFÉ LINES」と名付けられています。JAL CAFÉ LINESはスペシャリストたちの協力のもとで開発されたオリジナルコーヒーであり、JALに搭乗したときにしか飲むことができません。
JALのコーヒー開発に協力したのは、コーヒー栽培から製造までを熟知したコーヒーハンターの川島良彰氏と、科学的にコーヒーのおいしい焙煎や抽出方法を提案している石脇智広氏です。スペシャリストによる確かな感覚により、ほかでは味わえないおいしいコーヒーをご用意しています。
また、日本発着のバンコク路線では、バンコク王室が麻薬撲滅運動の一環で買い取った農園で栽培された豆を使用する「ドイトゥンコーヒー」をご提供しています。ドイトゥンコーヒーは川島良彰氏が代表取締役を務める株式会社ミ・カフェートとの共同開発となっています。
JAL CAFÉ LINESは、JALの全線でご提供していますが、いくつも種類があるのをご存じでしたでしょうか?路線やクラスによって異なる種類のコーヒーが用意されているのが大きなポイントです。同じ路線であっても、搭乗するクラスが違えば異なる風味のコーヒーを楽しめます。
たとえば、国際線ファーストクラスでは、パナマのコスタリカ国境に近いコトワ農園で育った「Grand Cru Café」を用意しています。甘みと丸い口あたりが特徴的ですが、後味は黒ビールのような風味です。
また、国際線ビジネスクラスと国内線ファーストクラスでは、コロンビア南部のベジャビスタ農園で栽培された「レクエルド・デ・イヴァン」を用意しています。こちらは、熟れたフルーツのような風味とともに濃厚な甘みを楽しめます。
さらに、国際線プレミアムエコノミークラスや国内線クラスJなどにおいては、癖がなくて誰でも気軽に飲みやすいアラビカ豆100%のレギュラーコーヒーを用意しています。コンセプトは「いつ乗っても味わえるいつものJALの味」です。
JALのコーヒーは、カフェや専門店に負けないほど強いこだわりをもってご提供しています。違う路線やクラスに搭乗すれば、それぞれの違いを楽しめるのも魅力的です。JALの飛行機に搭乗するときは、提供されるコーヒーの味わいや産地にも注目してみてはいかがでしょうか。