気づいていました？

例えばロサンゼルスは国際線だけ専用ターミナルに集めています。

アメリカの空港はアメリカ大手航空会社はそれぞれに専用のターミナルを持っていますが、ワンワールド加盟航空会社がアメリカン航空のターミナルを利用していないことも多々。

クアラルンプールは、アライアンス無視。長距離・短中距離でターミナルを分けています。

毎年ベストエアポートとして表彰されるシンガポール・チャンギ空港なんかはもう、ぐちゃぐちゃ。
ロンドンヒースロー、パリシャルルドゴールもアライアンスは無視で、ぐちゃぐちゃ。

だから、同じアライアンス同士の乗り継ぎであっても、長い距離を歩かされたりして、人は間に合っても、荷物は乗り継ぎできなくて、ロストバゲージに会ったり。

なんのためのアライアンスなんだ、って思ってしまいます。

ターミナルが違えば、本来はワンワールドステイタス保持者として使えるラウンジだって使えないのです。

成田もかつてはぐちゃぐちゃでした。

それでも、利用者への配慮、関係各所との連携、緻密な計画と運用、効率の良さ、など日本人の精神が約3年をかけて、それを成し遂げたのです。
もちろん、そこにはJALとANAも大変尽力したことでしょう。

そんなに努力をして頂いたおかげで、、
今の第二ターミナルにはワンワールドのオンパレード。
その他、ノンアライアンスの航空会社やJALと二社間業務提携をしているスカイチームが少し。（チャイナエアライン、中国東方航空など。）

10時AM頃の80番代ゲート付近には、イベリア航空、マレーシア航空、スリランカ航空、キャセイパシフィック、JALが集合している様子が見られます。とっても、爽快です。

乗客にもお国柄が出るので、その辺りを歩いていると、成田空港で世界旅行をしている気分にさせられます。