6月1日に値上げされたばかりの国際線航空券の燃油サーチャージ。8月の徴収額の基準値も確定し、更に値上げが必要な数値となりました。

既に準備していた最大値を上回ってしまい、金額の設定がされていないため、正確な金額は出ませんが、それによる著しい需要の減退を避けるため等航空会社の営業的配慮がなければ、日本～欧米間の往復は９万円ぐらいになってくると思います。

そんなに燃油サーチャージを払いたくない！と言う時、
JALマイレージをJALの特典航空券ではなく、他社の特典航空券に替えることで、燃油サーチャージの支払いが不要に出来る場合があります。

燃油サーチャージの徴収がされない航空会社は一覧の通り。

お得なのは燃油サーチャージを払わなくて良い以外にもあります。
交換に必要なマイル数がJAL特典航空券よりも実質少なくて済むことです。

JALの特典航空券の場合には、就航都市までの単純往復フライトでしかありませんが、他社の場合には行き先が豊富にあります。
JALで行く場合には別切りの航空券を別途用意しなければならない区間まで込で交換できるため、実質その分お得、というワケです。

例えば、
【JAL・ロサンゼルス行】と同マイルで、アメリカン航空ならラスベガスへ行けます。
【JAL・クアラルンプール行】と同マイルで、マレーシア航空ならペナンやランカウイへ行けます。 *ビジネスクラス
【JAL・ホノルル行】プラス5,000マイルで、ハワイアン航空ならマウイ島やカウアイ島へ行けます

熱血JALファンの方は別として、JALマイルを他のポイントのように貯めている方や、旅が好きで航空会社を問わない方でしたら、知っていて損はない情報かと思います。

JALのWEBサイトでは、特典航空券へ交換が出来るよ！という案内はあっても、その際に、燃油サーチャージ徴収がどうなるかまでの説明は一切されていませんので、参考にして頂ければ幸いです。
*但しこれもどんどん改悪されています。都度確認は必須です。あらかじめご承知おきを。

**基準値をあげる＝全運賃を一斉に値上げし、燃油サーチャージはゼロとする方法もあります。カンタス航空の日本発運賃は現在その方法を採用しています。その方が意識的には購入しやすいかもしれませんね。