『席を譲ったお返しが大きすぎて』
始発駅から京都市営地下鉄に乗り、のんびり座っていると、京都駅から杖をごく軽くつきながら普通の人の8~9割の速さで歩く、麻のスーツで身を固めた初老の男性が乗ってきました。
車内の席は全て埋まっていて、そのほぼ健康とも言える足取りから、自分の座っている席を譲ったほうがいいか、譲ると失礼かもしれないと、いささか迷いました。
そこで4~5メートル離れて立った男性に小さく手を振ってこちらに注目してもらい、半ば腰を上げ自分の席を指さし、座るかどうか言葉にしないで尋ねてみました。
するとにっこりされて近づいて来られたので 、スマートに席を譲れたなぁと満足です。
私が先に下りたのですが、降りる際その男性を見ると、きっと京都の方だから改めてお礼をされると思い、振り返らず降車すると、すごい勢いで追いかけてきて何かを渡されました。
男性を乗せた電車は過ぎ去り、落ち着いて見ると、この四つ葉のクローバーが3枚ありました。
考えさせられました。私がしたことに比べて、価値がありすぎるものをもらったと思いました。
そして、その思いを温めてよりたくさんの人に配ってほしいという意味なのではないかと、私なりに結論付けました。
いつもそのクローバーを携帯して7~8年、先日初めて1枚目の四つ葉のクローバーをお渡しする機会ができました。
#思い出づくり #jaltrico
始発駅から京都市営地下鉄に乗り、のんびり座っていると、京都駅から杖をごく軽くつきながら普通の人の8~9割の速さで歩く、麻のスーツで身を固めた初老の男性が乗ってきました。
車内の席は全て埋まっていて、そのほぼ健康とも言える足取りから、自分の座っている席を譲ったほうがいいか、譲ると失礼かもしれないと、いささか迷いました。
そこで4~5メートル離れて立った男性に小さく手を振ってこちらに注目してもらい、半ば腰を上げ自分の席を指さし、座るかどうか言葉にしないで尋ねてみました。
するとにっこりされて近づいて来られたので 、スマートに席を譲れたなぁと満足です。
私が先に下りたのですが、降りる際その男性を見ると、きっと京都の方だから改めてお礼をされると思い、振り返らず降車すると、すごい勢いで追いかけてきて何かを渡されました。
男性を乗せた電車は過ぎ去り、落ち着いて見ると、この四つ葉のクローバーが3枚ありました。
考えさせられました。私がしたことに比べて、価値がありすぎるものをもらったと思いました。
そして、その思いを温めてよりたくさんの人に配ってほしいという意味なのではないかと、私なりに結論付けました。
いつもそのクローバーを携帯して7~8年、先日初めて1枚目の四つ葉のクローバーをお渡しする機会ができました。
#思い出づくり #jaltrico
烏丸駅(京都府京都市)