今日5月25日はロバート・キャパが亡くなった日。
偉大なる戦場カメラマンは、第一次インドシナ戦争取材中にベトナム北部で地雷により命を落とす。40歳の生涯は戦場を駆け抜ける日々だった。
写真は第一次世界大戦の激戦地、フランスのヴェルダン。ここを訪れたのは風が爽やかな初夏の日だったが、延々と連なる白い墓標に茫然とたたずむしかなかった。
1936年、ロバート・キャパがここで撮った1枚の写真は平和集会であるにも関わらず、迫りくる第二次世界大戦の暗い予感を伝えている。激動の時代の目撃者ロバート・キャパ。カメラを構える視線には平和への熱い願いが込められている。
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