発見レポ
知覧特攻平和会館
6件
2022/01/24 21:17
昨年の8月12日、雨の日の #鹿児島 #知覧 です。この日を敢えて選んで #特攻平和会館 を参詣しました。 ここは先の戦争中、特別攻撃隊の出撃拠点だった場所です。館内には、太平洋に命を散らした方々の貴重な遺書が展示されています。その数は膨大で、とても一度や二度の訪問で読み通せるものではありません。 この会館の持つ意味は、説明するまでもないでしょう。平和の尊さと、日本という国家・民族の存続意義そのものを示しています。 なお「遺品」という性格上、内部の撮影は厳禁です。 ここを訪れた記憶については、もう語りたいことが山ほどあります。けれども、言葉にすればするほど陳腐であり、自分の矮小さが浮き彫りになるようで、言葉に詰まってしまうのです。 出撃された方々の尊い直筆は、そのまま「生の証言」です。みんな故郷のため、そして家族のため、大切なものを守ろうとして南の空に飛んでいきました。東京や大阪や福岡が無差別爆撃に晒されるのを一刻でも遅らせるために、あの方々は死んでいったのです。 とても10代とは思えないような達筆な字の手紙。そして沈鬱ながら端正な最後の言葉。絶句でした。 あまりの衝撃で目が眩み、人目憚らず涙したことを覚えています。 かなりの見学者がおられましたが、多くの方々がハンカチで目頭を押さえながら、すすり泣きつつガラスケースを見て回っています。あの文面を見たら、泣かずにはいられません。 お子さんが生まれたばかりの奥様に宛てた手紙。最後に記された「やっぱり、会いたい」の言葉。 誰も死にたくはありません。さぞ怖かったことでしょう。でも一人ひとり、自分の死に何か意義を見出そうともがきながら、心の整理をつけて操縦席に上がっていく。この悲壮さを言葉に表すことは、到底できません。 前にも書いた覚えがありますが、飛行機は「空を飛ぶ」という、人類の純朴な夢を叶えるためのものであり、人々を幸せにするための利器であるはずです。それが、こんな悲惨な結末になるとは… どうか皆様にも、知覧を訪れて、かつて我が国のために命を散らした方々の「生の声」に接していただきたいです。そこには痛々しくも、あらゆるものを超越する感動があります。そして、平和への想いを新たにすることができるでしょう。 #旅写真 #鹿児島 #歴史探訪 #旅したくなる投稿3000件チャレンジ
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2021/08/12 09:41
雨の今日を選び、あえて知覧へ。 今日8月12日は言うまでもなく、日本人が空の安全に想いを馳せる日に他なりません。 1903年にライト兄弟が初めて動力飛行を成功させたとき、飛行機は「空を飛びたい」という純粋な夢を叶えるためのものとして世に登場したはずです。しかし、人間はよくも悪くも利口ですから、文明の利器というものを軍事転用します。 それはそれで仕方のないことでしょうが、幼い頃から旅客機を愛する私としては、やはり飛行機が「人を幸せにし、文明を豊かにするもの」であり続けてほしいと思っています。 本来は空を飛べない人間が重力に逆らって空を舞うということは、いつになっても特別なことであり続けます。それを可能にするのは、人間の不断の努力の成果に他なりません。「絶対安全」と言えども、人間は自然を征服できるわけではない。ちょっとしたボタンの掛け違えが、思わぬことの引き金になったりします。 知覧から飛び立ったパイロットは、片道分の燃料しか入れてもらえなかった。もともと飛行機は、飛び立ったら「必ず地上に還ってくることを期待して」作られています。だからこそ着陸装置がある。「還ってこないことを期待して送り出された」彼らのことを思うと、ただただ悲惨としか言えません。 ちなみに中島「剣」キ-115という機種は、最初から特攻専用に設計されているので、離陸後に車輪を捨てて機体を軽くしてから上昇するのだそうです。こんなひどい話が他にあるでしょうか。 今日、日本各地を飛び立つ飛行機は、100%安全に着陸することが当然とされ、また誰もがそうであると堅く信じている飛行機です。昔より人間が賢くなったとは必ずしも思いませんが、「平和」という面では多少なりとも「ましな世の中」になってはいるのだ…と思います。 それでも、不測の事態は起こり得る。123便は日航有数のクルーが全力を尽くしても還ってこれなかったのです。 空が泣いています。亡くなった人たちの涙です。 特攻観音に祀られている、先の戦争で亡くなったパイロットの皆さん方に、空の安全と平和を、真心こめてお祈りしてきたいと思います。 飛び立ったすべての飛行機が、何事もなく目的地に着陸できることを願って。 🕊 🕊 🕊 #思い出づくり #旅写真 #鹿児島 #知覧 #特攻平和会館 #航空安全の日
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#2019年の思い出 今年10月に行った、長男との親子旅。 昨年2月の成人祝いでは、 「世界を見ろ!」 と、アメリカ🇺🇸、ニューヨーク、ワシントンに。 今年10月は、卒業・就職祝い、 社会に巣立つ君にパパが伝えたかったのは、 「日本の心🇯🇵」 知覧特攻平和会館 肥薩おれんじ鉄道 熊本城 坂本八幡宮 日本の歴史が、人の息遣いが、 感じられる場所を、選びました。 将来、きっとここで感じたことが、 役に立つ日が来ると思う。 パパからの無形のプレゼントです🎁。 そして、行く先々での、 素敵なおもてなしも、 君の心に、響いたはず。 鹿児島行きの飛行機で、 CAさんからのプレゼント。 熊本のたけだやさんでは、 就職祝いに高級馬刺し。 ま、あらかたパパが食べたけど。 笑😝 博多の一本〆さんでは、君の為に、 高級ブランドのハンカチ用意してくれてたね。 そして、羽田便への搭乗の際、 ボーディングブリッジにいたGSさん。 パパは、何も仕込みしてないよ。 笑 みんな、皆様の心遣い。 君も、心遣いのできる人になろうね。 JAL様、皆様のおかげで、 記憶に残る親子旅ができたことに、 心より感謝です。 😎 #旅写真 #知覧特攻平和会館 #肥薩おれんじ鉄道 #坂本八幡宮 #たけだや #一本〆 #JAL
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伝えたいこと②【僕と息子と九州へ】知覧で 台風19号の影響も心配なのですが、 今日は、自宅警備員なので、続きを。 鹿児島空港から向かった先は、 南九州市(旧知覧町)にある、 【知覧特攻平和会館】 かつての戦争では、 大勢の若者が特攻隊員として、 命を落としました。 ここには、 その遺品や手紙が、展示されています。 以前、ここを訪れた時、 若い彼らの純粋な気持ちに、 そして彼らの希望を奪った、 戦争の残酷さに、 年甲斐もなく、涙しました。 今回、一番連れて来たかった、場所。 展示物を見つめる長男を、 離れて見ていました。 じっと立ち止まって、動かない。。。 何かを、感じとってくれたかな。 特攻隊員たちの、 国を守るための、人生のラストフライト。 同じフライトでも、 かつての時代には、こんなにも違うことがあった。 今の、この国の平和を、幸せを、 絶対に守っていかなくていけない。 知覧特攻平和会館を後にする、 長男の後ろ姿に、そんな決意を、 少しだけ、感じました。 今日、感じたこと、 いつまでも、忘れないで。 😎 #jaldiscova #旅写真 #伝えたいこと #僕と息子と九州へ
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