発見レポ
2023/03/18 22:24
(写真は中山競馬場にある「翠松楼」というお店のチャーシューワンタンメンとシュウマイです。例によって今回の話題と関係ありません)

入院中、同じ病室に84歳の男性がいました。
その人は私がこれまで出会った中でも五本の指に入るほどの人でした。
どんな人かというと、

・看護師さんなど会う人すべてに「おはようございます」「ありがとうございます」など丁寧にあいさつしている(他者への敬意や気配りが自然とできている)
・入院していても悲観的にならず常に前向き(本人曰く「常に遊ぶことばかり考えている」らしい)
・視力は左右とも裸眼で1.0以上。入れ歯もなし。
・話すだけなく聞くのも上手い
・酒、タバコは一切やらない
・自分の話はするが自慢話にならない。偉そうな態度を全く見せず常に謙虚。肩書を振り回すことも一切なし。
・教養がある

こんなところでしょうか。
過去の肩書を捨てられない人がよくいますが、この人は全く無縁でした。
(ちなみに私はwebサイトやSNSに「フォロワー○万人」「○○万PV達成」と書いてあるものは基本スルーしています。それらは見る人に関係なく単に自慢したいだけですから)

私は思いました。
自分もこういう年の取り方をしたい、と。
同時に長生きする人はこういう人なんだろうなと思いました。

・若い頃からの節制
・あらゆる人に敬意を払う
・仕事をするときは全力で仕事に集中し、遊ぶときは全力で遊ぶ(オン・オフの切り替え)
・どんなときでも思考は前向きに

これらは天性の能力ではなく、意識して取り組めば誰でもできることです。

怪我したのは確かに痛いです。
ただ、入院しなけれればこの男性と出会うことはなかったでしょう。
また、
「健康はいくらお金を出しても買えないよ」
「お金があっても体が健康でなければどこかに出かけることはできないし、美味しい食べ物を食べても美味しいと感じないから」
「そもそもお金は墓場に持っていけないからね」
これは生前て母親が言っていたことです。
それを実感しただけでも入院した意味はあったのかな、と思います。
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