🇬🇪ジョージア 七変化な国⑬【スターリンの愛用列車、その死】
スターリン博物館には、スターリン愛用の列車が展示されています。列車はアメリカのALKO社製ディーゼル機関車によって牽引されました。なんとアメリカがソ連に供与したものです。第二次世界大戦末期、アメリカのルーズベルト大統領やイギリスのチャーチル首相とクリミア半島のヤルタで会談しましたが、ヤルタが選ばれたのはモスクワから陸路で来られる場所だったからです。独裁者の顔を持つ一方で、じつは臆病だったスターリンは、ヤルタまでは、銃撃を受けても銃弾が貫通しない頑丈なつくりの装甲列車で移動しました。北朝鮮の誰かさんと同じです。頑丈な外装とは裏腹に、内部は質素な作りで、専用のトイレと浴槽があるものの、至って庶民列車です。列車移動中での襲撃による死を恐れていた独裁者スターリンにも、やがて死が訪れ、74歳で亡くなります。葬儀を取り仕切ったのがフルシチョフです。死因は脳卒中とされていますが、フルシチョフの発言にあやふやな点があり、陰謀死とも言われ、スターリンの突然死の権力闘争を題材にした映画「スターリンの葬送狂騒曲」というブラックコメディが作られました。この映画、むちゃくちゃ面白く、もしかしたから、これが真相なのかとも思っしまうほどの出来栄えです。しかもこの映画、全編、英語です。抱腹絶倒間違いなしのオススメ映画です。映画を思い出しながらも、一方で、当時を偲びながらこの列車でロシアの大地を走りたいと空想していると、車は次の最終目的地に向けて出発します。
#穴場スポット
#旅まとめ
#旅写真
#旅エピソード
#jaltrico
#スターリン
スターリン博物館には、スターリン愛用の列車が展示されています。列車はアメリカのALKO社製ディーゼル機関車によって牽引されました。なんとアメリカがソ連に供与したものです。第二次世界大戦末期、アメリカのルーズベルト大統領やイギリスのチャーチル首相とクリミア半島のヤルタで会談しましたが、ヤルタが選ばれたのはモスクワから陸路で来られる場所だったからです。独裁者の顔を持つ一方で、じつは臆病だったスターリンは、ヤルタまでは、銃撃を受けても銃弾が貫通しない頑丈なつくりの装甲列車で移動しました。北朝鮮の誰かさんと同じです。頑丈な外装とは裏腹に、内部は質素な作りで、専用のトイレと浴槽があるものの、至って庶民列車です。列車移動中での襲撃による死を恐れていた独裁者スターリンにも、やがて死が訪れ、74歳で亡くなります。葬儀を取り仕切ったのがフルシチョフです。死因は脳卒中とされていますが、フルシチョフの発言にあやふやな点があり、陰謀死とも言われ、スターリンの突然死の権力闘争を題材にした映画「スターリンの葬送狂騒曲」というブラックコメディが作られました。この映画、むちゃくちゃ面白く、もしかしたから、これが真相なのかとも思っしまうほどの出来栄えです。しかもこの映画、全編、英語です。抱腹絶倒間違いなしのオススメ映画です。映画を思い出しながらも、一方で、当時を偲びながらこの列車でロシアの大地を走りたいと空想していると、車は次の最終目的地に向けて出発します。
#穴場スポット
#旅まとめ
#旅写真
#旅エピソード
#jaltrico
#スターリン
スターリン博物館(ジョージア)