「青いドレスのマルガリータ王女」
豪華なビロードのドレスをまとい王族の威厳と気品に満ちた姿。ラス・メニーナスに描かれた幼い王女は8歳になり、ハプスブルク家の典型的な特徴が顔に表れてきている。
左側は王女5歳の時の肖像画「白いドレスのマルガリータ王女」。右側はマルガリータの父スペイン王フェリペ4世。いずれも巨匠ベラスケスの手に成る。
スペイン・ハプスブルク家が男児に恵まれないため、一時はフェリペ4世の後継者とも目されていたマルガリータ王女がオーストリアに嫁いで来たのは15歳の時。それからわずか6年、女児一人を残し21歳で亡くなってしまう。
フェリペ4世がマルガリータ王女に贈った宝石、「青いヴィッテルスバッハ」と呼ばれる35.56カラットのダイヤモンドがクリスティーズのオークションに出品されたのは2008年のこと。落札したのはロンドンに本店を構える宝石商GRAFF。落札額1640万£、当時の価格で22億5000万円とAFPが伝えている。
#旅写真
豪華なビロードのドレスをまとい王族の威厳と気品に満ちた姿。ラス・メニーナスに描かれた幼い王女は8歳になり、ハプスブルク家の典型的な特徴が顔に表れてきている。
左側は王女5歳の時の肖像画「白いドレスのマルガリータ王女」。右側はマルガリータの父スペイン王フェリペ4世。いずれも巨匠ベラスケスの手に成る。
スペイン・ハプスブルク家が男児に恵まれないため、一時はフェリペ4世の後継者とも目されていたマルガリータ王女がオーストリアに嫁いで来たのは15歳の時。それからわずか6年、女児一人を残し21歳で亡くなってしまう。
フェリペ4世がマルガリータ王女に贈った宝石、「青いヴィッテルスバッハ」と呼ばれる35.56カラットのダイヤモンドがクリスティーズのオークションに出品されたのは2008年のこと。落札したのはロンドンに本店を構える宝石商GRAFF。落札額1640万£、当時の価格で22億5000万円とAFPが伝えている。
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美術史美術館(オーストリア)