【2022秋 ソウルさんぽ 警察の世話になる】

明洞の屋台を冷やかしていた時に、パスポートっぽいものが落ちていまして。
あまりに誰も拾わないしレプリカかなんかだと思ったんですが、気になったので拾いました。

げ・・。

どう見ても本物。

この方、帰国が出来なくなる。相当慌てているに違いない。
自分だったら泣くね。泣くどころではない・・・。

海外で警察に行くのはトラウマがあってあまり好きではないのですが、
届けに行きました。

案の定、落とし物を届けに来ただけなのに、
まるで自分が獲ったかのように質問されたり、
自分の身分証明書を見せてくださいと言われても、
パスポートはホテルだし、日本語しか書いていない免許証見せても？？されるし、
異国の言葉はすっと入ってこないのでどうしても、恫喝されているように感じるし、

萎縮も委縮。

韓国の国で働く中年以上の方々は、やっぱり、お店やホテルで働く方々より日本が嫌い、日本人が嫌い。それは間違いないな、という確信もしました。

拾わなければよかったとさえ思ったりもしました。

でも、日本語のわかる若い方が出て来て一変。
「ありがとうございます。」
「ありがとうございます。」
「日本人は届けてくれて素晴らしいです。」
「失礼してごめんなさい。」

海外の警察のトラウマは消え失せるどころか、更に強くなった感はあるのですが、若い日本語で対応頂いた方に少しは救われました。

日本語が話せるからだけではなく、日本、日本人への理解がある方だったからですね。

両国の若い方々が政治、経済、文化の中心になっていけば、日韓の関係はきっとうまくいくでしょうね。自分が死ぬまでにそんな時代になったらいいなと思いました。

#旅写真