#旅エピソード　貸し切りツァー？の素敵な思い出探し
母は父（私の祖父）の仕事の関係で小学校時代を韓国で過ごしました。祖父は現地で小学校の校長をしたいたのです。
私は時折懐かしそうに話す母に就職したら韓国旅行をプレゼントしようをずっと決めていました。そして、勤め始めて２年目に母と二人で韓国に旅立ちました。当時まだ海外慣れしていなかった私達はガイド付きのツァーを申し込んだのですが、なんと参加者は母と私の二人だけ！タクシーで運転手さんとガイドさんと我々というなんとも贅沢な旅になりました。
母がガイドさんに昔話をしているうちに、ガイドさんからテグ（母の住んでいた街）に行ってみませんかという思いもよらぬ提案が！
二つ返事で受け、せっかくなら母校を見てみたいという母のお願いに、運転手さんものりのりでテグの街で学校探しが始まりました。
まだネットなんてない時代、学校名を頼りに、役所やら地図を頼りにようやく探し当てました。あいにくお休みの日でしたが、たまたま校長先生がいらして、事情を話したら校長室に招待してくれました。当時の年配の方は結構日本語が話せたので、校長室に飾られいる昔の写真などを説明してくださり、母は本当にうれしそうでした。
帰国後お礼を出した母にさらにうれしいことが！祖父と生徒さんたちが写っている写真が見つかったとわざわざ送ってくださったのです。
丸一日旅程とは全く違う内容でしたが、とても思い出深い韓国の旅でした。


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