発見レポ
2024/03/26 22:15
#5000件投稿チャレンジ #冒険 #旅エピソード #旅まとめ #jaltrico #旅写真
四神と六角螺旋堂2解説
 京都市京セラ美術館の展示室の各壁面は京都の東西南北と一致しています。八角
形のこの部屋も四方の壁面に、平安期から語られる各方面の守護神 「四神」の勇猛
な姿が描かれています。京都は四神に対応する地が存在すると考えられ、東は鴨川
せいりゅう・ぴゅっこを青龍に見立て、西の山陰道を白虎、南はかつて存在した巨椋池(現在の伏見区、宇治市)を朱雀、北は船岡山や北山を玄武 (尾が蛇である亀)とされています。
ちっかくらせん部屋の中央には、伽藍を象徴する繊細な立体作品《六角螺旋堂》があります。「京都のへそ」と呼ばれる、実際の「六角堂」 (京都市中京区)は生け花発祥の地としでも知られ、その鐘楼は地震や大風、感染症など京都の異変を伝える機能を担ったともされています。
 金色のドクロの立体作品 《竜頭 Gold) とともに、この部屋の壁や床にもドクロの文20やま れんだい様が描かれています。鳥辺山や蓮台野など死と関係の深い場所も存在する京都に、死のイメージを祓うかのように輝かしい四神が飛び交うインスタレーションとなっています。村上は煌びやかな芸術文化で語られることの多い京都にこうした背景のあることをイメージしつつ、荒々しくも闊達な生が謳歌された時代を再現しているのです。

ここは真っ暗な部屋。そこに四神が投影されている!
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