ご存知の方もおりますが、本日3月11日は東日本大震災から丸11年経ちます。
自然災害、特に震災はいつどこで発生するか予想不可能なものです。そこで一番大切なことは想定外を想定することです。これは想定不可能なこともできる限りの想定をして準備することに加え、想定可能にも関わらず、それを想定外としてしまうことへの戒めを含んでいます。
さまざまな事情により想定したくないことはたくさんあると思われますが、それを起こらないこととして思考停止しまうのではなく、起こりうるのであれば被害を少しでも抑える方法を懸命に考え、出来る限りの手立てを講じていくことがいかに大切かということです。
今後、30年以内に首都直下地震が発生する可能性があると言われているように震災は忘れた頃に再び襲ってきます。従って、いつどこで発生してもおかしくないという意識を持ち続けるべく、震災による被害を最小限に留める方法を考え、可能な限りの対策を考えることが最も重要です。明日は我が身とはまさにこのことです。
日本=地震大国と言われているように日本は世界的にも地震が多い言われておりますが、これは地理的要因によるものです。具体的には日本列島は海洋プレートと大陸プレートの境界に位置しており、プレートの沈み込みによって発生するプレート境界型の巨大地震、プレートの運動に起因する内陸域の地殻内地震などが発生しています。更に日本列島は四方を海に囲まれ、海岸線は長く複雑なことから地震に伴う津波による被害も多いと言われています。
災害に対する人々の意識は発生頻度が低くなるにつれて風化してしまいがちで、また、いざという時のためにとその時は万全の対策をしたつもりでも時間が経つにつれて万全で無くなっていることもあります。そのためには前述しましたように災害による被害を最小限にとどめるべく、ご自身並びに大切なご家族や友人を守るためにも災害に対する備えは常に心掛けることです。
これまでの一連の災害により犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますと共に被災された方々のお見舞いを心から申し上げます。
1日も早い復興、そしてコロナ禍の収束を心よりお祈り申し上げます。
#がんばろう日本