プロフィール
獲得バッジ:9
アクティビティ
2025/01/28
JALトークに投稿しました
2025/01/28 20:32
真の上品【危機を捌いて利益を】
飲酒問題で国交省への業務改善報告書、真剣さが素晴らしい。 気になったのは報告という性質もあるでしょうが「リスクや危機を上手く捌いて利益を得る積極性」が見当たらないことです。 https://www.jal.com/cms/ja/2025-1-24_.html.pdf 例え話をすると、行きつけのかき氷屋で食べ終わった後、私にだけ温かいお茶が出るんです。スタッフが優秀で常連の好みを知っているからです。 ある時、隣の客が同時に食べ終わって私にだけそのお茶が出た。客が去った後「私にだけ出すのはバランスが悪い」と注意したんです。優秀ですから素直に謝罪と感謝をしていました。 次回、「スマホにメッセージを書いて見せればよかった。小声で言っても隣客に聞こえるので言えなかった。思い至らなかった」しっかり謝ったんです。 謝罪に一時的ストレスはありますが、「有利な立場にもかかわらず自主的に非を認める」ことで時に尊敬と信頼を買えるのです。 その後ますます私を大切に扱い、自主的に動いてくれます。 今回の件に戻れば、欠航したら現場に負荷がかかり、振り替えや宿泊などで数千万円飛ぶでしょう。 しかし、過剰飲酒・隠蔽事案を隠さずに、安全を最優先したと社内外から尊敬され信頼される(一時的批判は出ますが)。 つまり数千万円で尊敬と信頼を買える。それらが蓄積すると、社員は自主的になり、ブランド力が高まり、高利益率の商品が売れ、優秀な人材が集まる。滅多にないチャンスです。 この意識がないと、危機に対して倫理的とかルールを守るという消極的姿勢だけになる。間違ってはいないが(問題をなくそうとする)管理者マインドです。 報告書にリスクを感じ取る力が弱いとありましたが、リスクに金の匂いやチャンスを感じないなら積極的になれず弱くなるのは必然です。そしていつか破綻する。 「金に裏打ちされない倫理は、たいてい金に負ける」んです。 「危機を積極的に捌いて儲ける」。つまり(問題を活かそうとする)経営者マインドもご検討なさってもと思います。 JALさん上品大好きですけど、真の上品さの一つは倫理と金を誠実さだけで結びつけることです。 JALさんの上品さに奥行きと仄かな凄みを与えます。期待します。
いいね! 役にたった 知らなかった
コメント
2025/01/25
JALトークに投稿しました
2025/01/25 02:31
メルボルン飲酒問題【当該機事故時の保険支払の視点から】希望を持って
社長と会長の減給2ヶ月30%だそうですね。 本件は当該機が無事に戻ってきて本当に良かった。過剰飲酒・隠蔽・嘔吐した機長・副操縦士だから、事件事故の可能性は通常より格段に高かった。 その際保険は、上記をJALが把握していたことから重過失・善管注意義務違反を問われ、一部しか支払われないだろう。そうなると数百億円JALは直撃するわけです。 加えてブランドは毀損し、顧客は離れ、リクルートもできなくなり、会社の存続が危うかった。こんなリスクを取るに見合うリターンがあったのか。 逆に即欠航していれば、数千万円で済んだ。数千万で数百億円のリスクをヘッジでき、その上現場の士気は上がった。 二名の過剰飲酒と隠蔽はJALのコントロール外である。しかし欠航すれば、二名が出社後JALのコントロール下において、誠実に迅速に問題を最小化したと長期的な信用も買うことができた。金で信用を買えるという極めてまれなチャンスを逃した。 財務部門はかなり正確に試算したはずで、2ヶ月30%の数字が妥当か計っているだろう。 会社が真摯に有効な事後策を実行しないと、優秀な人材から流出するだろう。 耳目を集める話には事欠かないので世間で大して注目されてはいないが、JALの分岐点と思われる。 前回の投稿でも指摘した現場の客室乗務員と整備士は極めて誠実で優秀だった。また今回の社長のコメントには迫真性を感じます。 希望のない人生はつまらない。処分もあるだろうが、取り返せばいい。 明日の空へ私は期待しています。
いいね! 役にたった 知らなかった
コメント
2025/01/19
JALトークに投稿しました
2025/01/19 16:45
メルボルン飲酒問題【当該客室乗務員に補償と謝罪を、賞賛と感謝を】
東洋経済が上手くまとめていたので、以下主にその記事からの考察です。 https://toyokeizai.net/articles/-/852439?display=b ご存知でしょうが、2024年12月1日JAL774便で規定のアルコール 3倍以上摂取した機長と副機長による隠蔽。3時間以上の遅延。2名は後に解雇。 酷い事案である。運行本部長は判断ミスを認め、オペレーション部長に至っては「当事者同士で話し合うように」などと職責の放棄とも取れる。 広報は解雇された機長の証言を鵜呑みにし、産業医も職責を全うしていない。 社長も今回が会社のリスク管理問題だと勝手に結論付けている。その根拠は? 特に酷いのが、結果解雇された2人の運航業務権を即刻停止せず、帰りの日本へ運行業務をさせたこと。 車で例えるならば「一発免許取り消し」なのに警官がお家まで安全にって逮捕もせず帰してくれる。しかも、180人超の乗客と部下、機材を無闇に危険にさらし酷いにもほどがある。この命令者に業務命令者の資格などない。 昨年「定時より安全」と明言した鳥取社長(写真)、赤坂会長以下、南運行本部長、下口オペレーション本部長、産業医には厳正なる処分を。 じゃあどうすればよかったのか…、代替要員はいないと南本部長は他に書いてますから夕方の直行便で代替要員送る(事案発生は午前)。翌日飛ばす。これが損切りの最上策と。 救われるのは客室乗務員と整備士。 「件の副機長は、機内での…(中略)…打ち合わせの最中、嘔吐していた。それを見聞きした客室乗務員や整備士が、副機長の体調を確認し運航を再考するよう、機長や空港所長に強く進言」 彼らへの賞賛と感謝はこの上ない。 問題を隠蔽し、機内で嘔吐した副操縦士とそれを庇う機長の飛行機に搭乗させられる客室乗務員の胸中は察するに余りある。地獄に思う。JALは不当な業務命令に謝罪と補償(100万円〜)を。 結論、欠航の一択だった。 欠航で損失は数千万円。JALさんが痛痒を覚える金額ではない。数千万で事態の複雑化を避け、損失を最小化できた。加えて社内外からの未来の信頼のバーゲンセールをも逃した。利益と信頼に淡白。
いいね! 役にたった 知らなかった
コメント
2025/01/08
JALトークに投稿しました
2025/01/08 10:32
オレの名は✈️普通席なのに✈️
飛行機の搭乗口、普通席の客たちが乗り込む中、一人一人にこやかに挨拶する埼玉CA(仮名)。 列が止まり「素敵なお洋服ですね」と話しかけられたので、こちらもお礼かたがた褒め返そうするけど、咄嗟で制服だから出てこない。なんとか「素敵なお化粧の方に褒められて嬉しいです」。 飛行機中でも埼玉CA、目が合うと一緒に温かくスマイル。ほんわか。 今度は降機の際、後方から進むと数メートル先でたたずむ埼玉CA「菊太郎さま(仮名)、本日はありがとうございました。いいフライトになりました」。 なぜ(普通席・普通会員の)私の名前を知っている??尋ねると「素敵なお客様の名前は調べて覚える」とのこと。 やるなーーー。すごい。うれしく驚き、他の客の動線を確保しつつ、「埼玉CAの笑顔は、眉の丸みと、口元の形と、お顔の輪郭がシンクロして和やかですね」とか、「埼玉CAはひととの距離感が(引き気味の人が多いにもかかわらず)適切で素晴らしいですね」などと褒め返し。 お互いにこにこ、「とても素敵なフライトになりました」と別れました。 降機口には主任。この方、飛行中、伊丹羽田なのに普通席後方まで、キリッと一回りしてなんか好印象。「後ろの埼玉CAによくして頂きました」や「素敵なお洋服ですね」などと、ごく軽く交わし合ってから「埼玉CAは主任さんの指導の賜物ですね」とさらに褒めておきました。すると主任顔色真剣に。 降機後、振り返ると「名前を呼んで距離を詰める」…この判断と行動力が一番美しかった。これはやるほど距離感の出し入れが上手くなる。 また、今回のようなコミュケーションは(立場の違いは違いとしつつも)水平方向のコミュケーションなので、お互い楽しい。するとスキルも気持ちも磨かれ好循環になる。 上下関係固定して持ち上げるだけの接客では好循環は起きませんし、関心もしませんが、こういったコミュケーションは楽しい。学びになる。 世界のラグジュアリービジネスの潮流も微妙にこちらにシフトしてますし(チーム菊太郎調べ)。 JALも菊太郎もナイスフライト(拍手×7)。 今年最初のフライトからすごく幸先良い✈️ #旅はじめ #jaltrico
いいね! 役にたった 知らなかった
2 コメント
2025/01/01
JALトークに投稿しました
2025/01/01 14:17
ChatGPTと2024年年初のJAL脱出劇を考察してみた【安心感向上】
「別のチームでも脱出できるかは…」と元CAの知人が言葉を詰まらせました。それほどまでに厳しい脱出という意味でした。 しかし、これほどまでのことは滅多に起きないし、これ以下なら確実に対処すると思われるから、JALへの安心感は高まりました。 ここで少し視点を変えますが、年末にChatGPT 4oを使ってさまざまな考察を試みました。進捗が速い。本筋の推論を立てると、それに基づき論理的整合性を示し、詳しい説明を加えます。多分各分野上位層の知見です。 そこで「JALの脱出劇・危機管理をChatGPT 4oと考察したらどうなるか」好奇心が湧きました。 すると結論は「きっと別のチームでも脱出できた」 以下、簡潔にまとめます。 1. 脱出劇の卓越性 使用可能な非常口を迅速に判断し、全員を安全に誘導。CA、機長、副操縦士の行動は見事 2. 補償対応 事故直後の10万または20万円の迅速な補償。事前シミュレーションの成果 3. 社長談話 2日後の談話は社内外に決然とした姿勢を示し、社内の結束を強化 4. ペット機内持ち込み問題 今回の事案に「明確な犯人」がいなかったため、不安や怒りのはけ口として注目されたと考える。危機管理チームはこれを認識し、適切に対処 5. 危機管理チームの深い内省 ここまでの対応を可能にした背景には、「自分たちの存在意義」を深く掘り下げていることがあると推察 6. 全社的な危機管理意識の浸透 これほどの意識があるならば、危機管理の意識を他のチームに広めることは難しくない 7. 結論 「別のチームでも同様事案で脱出できた」 1〜5までは私一人の考察と同じでしたが、ChatGPTの同意のおかげで7の結論に達しました。JALへの安心感と敬意が高まりました。 ――――――― 上記は私菊太郎が草案に基づき、ほぼ全てChatGPTが分かりやすく作り変えました。こうしたタスク処理もとっても有能です。 また実際のChatGPTと私のやり取りはnoteに投稿しました。よろしければ、下記のリンクからご覧願います。 https://note.com/kikuju6/n/n72819cc83445
いいね! 役にたった 知らなかった
コメント
2024/12/31
発見レポに投稿しました
2024/12/31 06:49
【東京人からみた京都のひと】 東京在住で10年ほど前から、年に30日から90日ほど京都行くようになりました。 初めて京都に通うようになった際、京都の人、やや怖かったです。いわゆる「ブブ漬け」の話です。 調べると2つの原則があると分かりました。 1、個人主義で立場の違いはあれども 一対一の人間対人間の付き合いになる 2、コミュニケーションは察する形の非言語的なものが多くなる あくまで私の周りの印象ですが、東京の人より京都の人の方がやや付き合いやすいという感じです。 例えば、通い始めた上菓子司で「日頃のお礼にお茶と御菓子をどうぞ」なんて本気の目で誘われる時があります。そういう際は遠慮なく頂戴して、翌日そのお抹茶と御菓子の代金の半額1000円ぐらいの洋菓子を持って行きます。 (和菓子ならその店にはないもの。そうでないと暗に「この商品食べて学んだら」なんて暗喩に取られかねない気がして) これで一対一の人間対人間の関係ができていると思っています。もし同額2000円ぐらいだと相手の好意を無下にしたということになりますし、相手も以後誘いにくい。何も返せなければ厚意をただただもらうだけテイカーになる。半返しがちょうど好ましい加減ではないかと思っています。 すると行くたびにお茶と御菓子に誘われます。通された部屋で、掛け軸や絵、若女将が活けた花、昔の賞状など色々勉強になります。 さらに慣れてくるとABCDEという生菓子があった際、AとBを買うと、「では中で何を召し上がりますか」とまで尋ねてきます。 苦笑しつつも、ではCでお願いしますと言うと、今度は大女将が出てきて「Aは出来立ての味わいがありますからこちらで召し上がって、Cをお持ち帰りになった方がよろしいですよ」などと言い出します。全くたいしたものです。 数年した後、ポロッと大女将がこぼしたところによると私は「分かっている客」だそうです。 京都でこうした人間関係の加減を掴むと2、3ヶ月後自然にアレンジして東京の人間関係で応用している自分に気づきます。 写真の御菓子はやや意識水準を落とすと蛇に見えるように、京都ではその深い意識が鍛えられます。 ※写真と文中の上菓子司は無関係です #旅が教えてくれたこと  #jaltrico
いいね 行ってみたい 行った
4 コメント
2024/10/27
2024/09/04
2024/08/15
もっと見る
投稿の報告
「JALの旅コミュニティ trico」内において、利用規約に違反する疑いがある投稿を発見された場合は、こちらより該当する理由を選択の上報告ください。
該当する理由を選択してください。
キャンセル  
投稿の報告
通信に失敗しました。恐れ入りますがしばらくたってからやり直してください。
閉じる
ご協力ありがとうございました
※報告者情報、報告内容については個人情報保護方針にて保護され、公開されることはありません。
注意事項
ご連絡に事務局が個別にお答えすることはありません。
ご連絡いただいた内容は、利用規約に照らし合わせて確認を行います。
ご連絡をいただいても違反が認められない場合には、対応・処理を実施しない場合もあります。
閉じる